2023年9月24日 相場雑感

FOMCを機にようやく調整局面。金利のforward lookingが思ったよりタカ派だったから?きっかけを待っていただけのような気もする。

ソフトランディングを期待する声も大きいけど住宅ローンやクレジット残高の高騰を見るにまあ難しそう。回避できるとしたら中国周りで戦争、政変が起こるくらいかなと思う(起こりそうで怖い)。

Fed funds rate上昇の最終局面、2019年前半、2006年中ごろ、2000年後半、1995年前半、1989年前半あたり。

一番近い2006年。2004年7月に始めた利上げを2006年8月に終了。2007年8月に利下げを開始。SP500は利上げ停止付近で若干調整するもその後は上昇を継続、2007年10月(利下げ良い後)をピークに下落(世界金融危機)。10年債利回りは2006年6月と2007年7月(利上げ最終局面と利下げ開始時)にツートップを形成した後で下がっていった。

次に2000年後半。1995年に利上げを終了した後、経済が過熱気味なのに手綱を緩めにしていたを急に引き締めた。2000年7月に利上げを終了。2000年12月に利下げを開始。SP500は2000年に入った後でvolatileになりはじめ8月をピークに下落(ドットコムバブル崩壊)。10年債利回りは2000年入ったところをピークに下落。

今回は利上げの急激さは2006年のパターンに似ているけど、環境はドットコムに似ていると思う。生成AI関連銘柄の妙な熱狂とかね。

世界金融危機以降の世界経済を救ってくれた中国は悪者にされているけど、ほんとに感謝しないと。でももうボロボロ。次のテーマ(グローバルサウス)に移っていく時期。日本も人口減少社会を見据えた構造改革を行っている企業や世界の成長(成長している領域の成長)をうまく取り入れている企業が増えている気がするので今はゼロの日本株もまた買い始めようかな。

株価は僕のようなド素人で時間もない人は触ってはいけない時期の気がする。多分短期的には下、中期的には上だけど何かをきっかけに大きく調整しそう。FMは24ドル、VTは80に引き続き指値。あとはVZの買い戻し、ADM、SYYあたりに注目。しばらくは景気に影響されなそうな会社しか買えないよね。

それより債権はさすがに安い気がする。今は無駄にcashになっているドルをMMFに退避させているけど、2年程度の既発債で利回り5%超えているものを購入して調整後の局面の原資にする。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?