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パーソナルカラー診断について思うままに書く

※2021.3.3 一部色味の説明を修正しました。

先日、ずっとやってみたい思っていたパーソナルカラー*診断を受けてきました。最近は男性もブルベイエベという言葉を耳にすることはあるかもしれませんが今日はその話です。男性にもわかるように書く、つもり。

今回もほとんどの部分を無料で公開するので、パーソナルカラー診断を検討されている方、何のことか全くわからない方は是非読んでみて下さい。

*パーソナルカラー:その人が生まれ持った色(肌、髪、目などの色)とそれに似合う色のこと。


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「診断を受けてきました!」という体験系のブログはいろんな人が散々書いているのと私は美容系ブロガーではないので、そもそもパーソナルカラー診断自体どう思うかについても含めて好き勝手書こうと思う。

そもそも「なぜそこまでパーソナルカラーだとかイエベブルベだとかを気にするんだ?好きな色を身につければいいのに」と思う人もいるかもしれない。それは私も半分は同意する。ただし若い人たちにとってはという注釈つきで。肌にハリや血色、いうなれば生命感に満ち溢れている年代はどんな色を身につけてもそこまで大事故にはならないと思う。問題は、アラサー以降だ。
人間の肌は年齢が進むと共にクマや色素沈着、シワやくぼみによってできる影でどうしても暗くなってくる。(今後この現象を”くすみ”と表現する)
私も「すっぴんでも全然平気だな。なんなら顔が濃いからリップつけるとケバくなる」と思っていた時代があったがいつの間にか「化粧をしていた方が圧倒的に綺麗」と感じるようになり、30代も半ばになるとくすみをカバーするようなものを顔面に塗らないと外には出たくないし、唇に色が乗っていないと綺麗どうこうではなく不健康そうに見えるようになった。

ただ、ファンデーションの色も口紅の色も自分で合う色を選ぶということ自体が難しく、似合わないものを選んでしまうと逆効果になる。せっかく手間とお金をかけて(時に面倒に感じながら)化粧するのだから、最大限綺麗に見せたいと思うのは自然だろう。

まず、診断を受けてみての結論から言うと、私はずっと自分のパーソナルカラー及びそもそもパーソナルカラーとは何ぞやを勘違いしていた。

今回私はOggiへの寄稿や自著も出されているパーソナルスタイリストの荒川美保さんにお願いをしました。noteに書くことも「隠すことは何もない」と快諾いただき、診断そのものにも大満足で診断を検討されている方には超オススメですが#PR案件でも何でもないので「ユカリさんのnoteを見ました」と言っても割引などはないです。


「自分のパーソナルカラーとは」を考えた時に、まず自分の肌の色が黄色みがかっているのか青みがかっているのかを判断して2通りに分けるという一番ざっくりとした分け方がイエローベース・ブルーベースだ。これが通称イエベブルベ問題である。問題と書いたのは一部のSNSではなぜか「自称ブルベ」の女性たちが透き通るよう白い肌の象徴のように誇らしげにしているのが個人的に腑に落ちないからである。

次に季節に例えて春夏秋冬という4つのカテゴリーに色を分ける考え方だ。

こんな感じ↓

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言語化するとこうなる。
黄み寄り、明るい、透明度の高い色=春
青み寄り、明るい、白を混ぜたようなソフトな色=夏
黄み寄り、深い*、くすんだ色=秋
青み寄り、深い*、鮮やかな色=冬
*荒川さんご本人のアドバイスで「暗い」という表現から「深い」という表現に修正しました。

このイラストを見てもピンクが似合うから春、青が似合うから夏、というのが勘違いだとわかる。青ひとつとっても緑がかった青が似合うのか、グレーが入ったくすんだ青が似合うのかで診断結果は異なる。

「パーソナルカラー」「春夏秋冬」で調べるとだいたいこういった図が出てきて(こちらのサイトからイラストを拝借した。そしてこのサイト責めるつもりは全くない、念のため)

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このような絵を何度も見るうちに私はすっかり勘違いしていた。この4つの女性の絵で見ると私は右上のようなイメージに近い。なので秋、と単純に判断していた。
しかしプロに診断を受けた今改めて考えるとパーソナルカラーはあくまで色なので、例えばふわっと女性らしく可愛い印象の女性が必ずしも春の分類の色が似合うわけではない。

改めて自分のパーソナルカラーを身に着けるとどうなるかというと、肌が明るく見えたり、クマが目立たなくなったり、瞳が輝いて見えたり、その人の欠点をカバーし魅力を引き出してくれる。
そんなおまじないみたいな話が・・・?と思うかもしれないし、大体みんな自分に自信がないので診断中に「この色良いですね!」と言われてもイマイチ確信を持てなかったりするのだが逆のパターンで考えるとイメージしやすいかもしれない。つまり本当に似合わない色を身に着けたときの自分の顔を見ると、やっぱり似合う色って大事だなと痛感するのだ。

急に現実的な話を差し込むが、パーソナルカラー診断は国家資格でもないし、今日私が診断に必要な道具を買って明日から誰かを診断することも可能だし、人によって値段もバラバラである。だからこそ、有名かつ信用できる方に診てもらいたかったし、荒川さんのもとには「もう色々なところで◯回も診断を受けているんですが・・・」という迷える女性が駆け込んでくるらしい。
荒川さんは春夏秋冬の4パターンに「黄み、青み関わらず明るい色」「彩度、明度問わない青みの色」などの6パターンを加えて10パターンの中から一番似合う色のパターンを見つけてくれる。そしてさらにその中から10色のベストカラーを教えてくれてその場でベストカラーのサンプルを頂けて本当に満足度が高かった。また、化粧品の中で一番顔色に影響すると言っても過言ではない口紅に関しては、どのブランドの何番が似合うまでアドバイスしてくれる。何度も言うが「#PR」では全くない。


診断してもらっている最中に「ユカリさんは何色が好きですか?」と聞かれてハッとした。私はここ最近ずっと自称イエベ秋だったので意識的にレンガ色や茶色を身に着けていた。でも本当は幼いころから水色やターコイズブルーが好きで、なんというか、自分の純粋な好きという気持ちを無視してしまっていたな・・・と感慨深くなってしまった。
また、診断最後に持参した化粧品も見てもらえる時間があったのだが「どこのコスメが好きですか?」と聞かれるもこれまた「私はネットでバズってる中で自分に似合いそうなものを適当に選んでいるだけだな・・・」と思いうまく答えられなかった。
「好きなブランドはありますか?」と聞かれても、答えられなかった。服で好きなブランドなんてないし、宝飾品ならCartierが好きだけど好きと言えるほど持ってないし、UpperHightsのデニムは沢山持っているけどデニムだけだし・・・ と、ぐるぐる考えてしまった。「好きなブランドが言えない!恥ずかしい!」という感情ではなく、30代半ばの女性として「これが好き」というものをきちんと持ってたほうが素敵よねと、とにかく感心しっぱなしな分反応が薄くて荒川さんも困ったと思う。

さて似合う色はわかった。次に新たな問題が発生する。「似合う色と好きな色は合致しない問題」だ。

私の診断結果は10パターンの中でも「春-Spring」タイプだった。
明るくて、くすみや濁りのない色が似合うタイプ。
これまでイエベ秋だと思い込んでいたのもあって暗めの色ばかり着ていたし、さぁて、困ったぞ。というのが診断結果への率直な感想だった。

私の詳細な診断結果と頂いたカラーサンプルを見たい方は続きをご覧ください。(ここから1,000字あります)

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