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誰でも多分できる作曲の仕方講座〜anagon流〜

はじめに

こんにちは、世界各地で子ども達と音楽を作りながら、武道館ワンマンの夢を追うシンガーソングライターのanagonです!

今回!僕流の作詞作曲の仕方をお教えします!

「難しそう、音楽知識とか必要そう」

と思う方もいるかと思いますが!大丈夫!
作詞作曲は誰でもできます!!

必要なのは
・若干の知識
・アイデア
・遊び心


以上です!
この記事を読み終わった頃には、もう作詞作曲編曲がはじめられるようになってますので、ぜひぜひ気軽に音楽ライフを楽しんでください〜!

参考になりそうな動画や図やリンクも貼り付けておくので、そちらと合わせて見てみてください!

ではやっていきまっしょう!!!!!

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1.作詞の仕方

作詞の仕方は2パターンです。それぞれのメリットデメリット,やり方はこんな感じ。

1-1.メロディに合わせて作詞する

メロディが先にある状態で、それに合わせて作詞をする方法です。要はメロディに対してハマる文章をどんどん作っていく感じ。

〜メリット〜
・メロディに合わせるので、綺麗に音にハマりやすい。
・メロディに合わせるので、韻が踏みやすく、聴き心地のいい曲が作りやすい

〜デメリット〜

・メロディ先行のため歌詞の文字数に制限があり、場合によってはメッセージ性が薄まる可能性がある
・メロディに合わせるので、文字数などが制限され、言い回しなど工夫する必要しないと入りきらない。
〜具体的なやり方〜①テーマを決める
恋愛なのか、人生の話なのか、何を歌うのかを決めます。これは後に紹介する「歌詞が先のパターン」でもそうです。
まずはテーマから!!
入れたいフレーズを全部一旦ノートに書き出してみたら、自然とメッセージが浮き出てくるなんてやり方もありますよ〜!

②メロディをなんとなく意識しながら歌詞を作る
メロディに合わせながらそれにはまりそうな言葉を見つけましょう。タータタというメロディがあれば、「ラーメン」「ターバン」とかそんな感じで嵌めるわけですね。

③できれば韻を踏む
このやり方の最大のメリットは「韻が踏みやすくて、聴き心地のいい曲が作れること」です。
これは、韻を踏んだ歌詞を先に考えていても、後のメロディでうまくその韻が踏めないことが多い「歌詞先パターン」にはないメリットです!
要は、ラップと一緒で、似たような母音で構成されている単語などを同じ場所に揃えていくわけですね、例えば前の一文の終わりが「love」で終わっていれば、「above」とか「ケバブ」とかにしたら踏めているわけです。

④歌ってみる
上手く嵌っていれば、それでいきましょう。嵌っていないところや変なところ、気になるところは修正します。これの繰り返しです。

1-2.作詞を先に作って、後からメロディに合わせる

先にポエムを書いて、後から作ったメロディに対してその歌詞を当てはめていく形式です。歌詞を変えたくないけどメロディにハマらなければメロディを変える必要が出てきたり、メロディ変えたくないけど歌詞がハマらなければ、歌詞を変える必要があります。

〜メリット〜
・メッセージ重視なため、メッセージが込めやすい
・先に詩を作るので、比較的簡単(ポエム作る感じ、作文に近いテンション)
・文字数などの制限が最初からあるわけではない。
〜デメリット〜
・後からメロディに無理やり入れるので、メロディが複雑化して覚えにくくなる
・韻を踏んだ歌詞をせっかく先に作っててもメロディに乗せたらうまくその韻を踏むフレーズがはまらなくて、結局韻が踏みにくくなる。曲としても聴き心地が▲
・メロディに合わせようとすると、後から修正の必要が出てくる
〜具体的なやり方〜

①テーマを決める

上のやり方と同様です。何を歌うのか決めましょう。

②思いをこめまくる
歌詞から作るということは、一番思いをこめられるということです。
言葉に全力で向き合って、いいフレーズ、人に届くフレーズ、自分の心が揺れ動くようなフレーズを見つけていきましょう。

③メロディに合わせてみる
後で出来上がったメロディに対して、実際にそのまま合わせて歌ってみます。
奇跡的に、全く変える必要がない場合もありますが、大体は変えないとダメなので、大幅な修正、または小さな修正をしていきます。
やり方は、例えば別の言い回しを考える、いらない言葉を削るなどです。

1−3.作詞に使う言語問題

次に使用言語によっても若干の違いが出てきます。
英語などの多言語で作る場合(今回は英語とします)と日本語で作る場合のメリットデメリットです。

①英語で作る場合メリット
・かっこいい(なんとなくそんな気分)
・一音に対して一単語(場合によってはそれ以上)詰め込めるので、結構いろんな情報詰め込める
・世界で通用する

デメリット
・洋楽独特の表現などがあるので、変に高校英語とかで書くと違和感が出たりする
・一音一単語のため、日本語のように一音一音節にしてしまうと、ちょっとダサい
・英語話者ではない人に教える時に、曲に込めた意味を伝えきれない。(メロディとか発音揃えるのに必死)

②日本語で作る場合メリット
・母語なので、まあ書きやすい
・詩的にしやすい。(なんか文学的にしやすい)
・基本一音一音節なので、メロディにハマると綺麗。

デメリット
・日本人限定、もしくは日本語話者限定。
・一音一音節なので、あまり歌詞に情報が込められない。(表現勝負)

1-4.作詞のコツ

作詞のコツは、やり方や言語にもよりますが、あくまで僕が大事にしてることはこんな感じというのをお伝えします!

〜作詞のコツ〜
①メッセージをちゃんと決める

自分の中でメッセージを決めましょう。言葉に魂がこもるように。

②表現を単純なものにしない
ダイレクトな歌詞も素敵だと思いますが、せっかく詩を書くのでちょっといろんなかっこいい表現をしてみます。比喩を使うのが特に簡単だけど、いい手段だと思います。暗喩でも直喩でもそれはお任せ。

③ストーリーがある
これは本当に僕の曲が大体そうだからって話なだけなのですが、要は例えば、Aメロは打ちひしがれてて、Bメロでちょっと希望が見えて、サビで大事なこと!、Cメロでこれからの展望みたいなのがあると、面白いなあと思います。
まあとりあえず、Aメロ、Bメロ、サビなどで、全部似たような感じにしないというのがいいかなと思います。
全部伝えたいメッセージ!みたいな感じだと、聴いてる側も疲れちゃうので。

④同じ言葉を使ったり、韻を踏んだりする
メロディが切れるところで、同じ言葉を使ったり、韻を踏んだりしてると聴きやすい曲になります。
例えば、米津玄師のレモンであれば
「あの日の悲しみさえ/あの日の苦しみさえ/
その全てを愛してたあなたと共に/
胸に残り離れない/苦い檸檬の匂い/
雨が降り止むまでは帰れない/
今でもあなたは私の光

と言った感じで、「さえ」が繰り返されているのと、「れない」「匂い」「れない」で韻とまでは行きませんが、全部「い」で終わっていて聴きやすいです。


⑤サビから書く

これが正解というわけではないですが、サビというのはやっぱりメッセージをドンっと伝える場所です。(曲によってはサビないのあるけど)
サビに書く歌詞を決めてから、Aメロ、Bメロと移っていくと非常にやりやすいかなと思います。

⑥歌詞が浮かばなければ連想法を
サビを作るときでも、サビができてから他の歌詞を作るときでも、言葉が浮かばなくなったら、今出ている言葉からどんどん出てくる言葉を連想して書き出してみるといいです。
一回瞑想して、頭を落ち着かせてから書くのをオススメします。後瞑想すると、なんかいろんなものが見えてきて、それが意外と歌詞に関連あることだったりします。

1-5.作詞に関してのおすすめ動画、記事

これみたら、歌詞書けるんじゃないかなっていう動画と記事を載せておきます!

記事

作詞に関しての動画はちょっとあんまりオススメできそうなのがなかったので、記事の方でちょっとやってみてください笑


2.作曲の仕方

作曲の仕方はこれまた2パターンです。それぞれのメリットデメリット、具体的なやり方はこんな感じ。

2-1.メロディから作るパターン

メロディを先に作って、後からコードなどを足していくやり方です。鼻歌さえできれば誰でもできるので、とっかかりとしては一番簡単です。ちなみに僕はこのやり方は時々お風呂で曲が降ってきた時に基本やります。

〜メリット〜
・鼻歌が歌えればいいのでかなり簡単
・誰でもできる
・メロディを作る分には難しい音楽知識がいらない

〜デメリット〜
・譜面に下ろしてそこからコードをつけるので結局音楽知識必要
・AメロとかBメロとかサビとか意識して作らないと、後からどこがサビなんだかAメロなんだか分からなくなる
・メロディメーカーとしてのセンス問われる(日頃どれくらい音楽聴いてるかが割と出ます)
〜具体的なやり方〜①鼻歌を作る
 なんでもいいので、とりあえず歌ってください。サビから作り始めるのをオススメします。そこから、Bメロ、Aメロの順で作ったりするとなんかいい感じになります。

②メロディを譜面に起こす
 鼻歌のメロディがそれぞれなんの音かを判明させます。これはピアノとかと向き合って頑張ってください。ふんふんふ〜んを、どれみ〜とかちゃんとした音に割り当てます。

③メロディがどのスケールに当て嵌まるか探す
 はい、出ました音楽用語「スケール」。後で、わかりやすく説明されてる記事を貼っておきますが、簡単にいうと、基準の音から順番に、1オクターブ内の音を、並べたもののことをいいます。
何言ってるかわからないと思います。例えば、ドから始まってその曲がドレミファソラシドの音を使う場合はCメジャースケールです。(メジャーというのは長調、つまり明るく聞こえる調、反対はマイナーで短調、暗く聞こえる調です)
レから始まるレミファ♯ソラシド♯をその曲が使う場合は、Dメジャースケールです。(CとかDとかは、ドレミファソラシドはイタリア語なので、日本語だとハニホヘトイロハになり、英語だとCDEFGABCとなります。)

要はその曲を構成する音によって、スケールというのが決まっており、スケールの種類は割と無限にあります。そのスケールによって決まる音やコードが決まります。

僕の説明がこれが限界なので、下にわかりやすく解説してくれてる動画を貼っておきます。

④スケールがわかったらコードを探す
スケールが、例えばCメジャースケールだ!ってなったら、そのメロディに合うコードを探してきます。コードというのは、要は2つ以上の音で構成される和音のことです。
まあよくわからなければ、ピアニストが引いてる伴奏って単音じゃなくてなんかいっぱい音鳴ってますよね。あれです。ギタリストがジャカジャカ引いてるのもコードです。


コードは無限にありますので、何が正しいコードというのはないですが、必ずそのメロディに対してフィットする音があり、その曲全体が落ち着くコードというのが存在します。なので、それを探します。
で、コード進行を作っていきます。
これも文章だとわかりづらいので、後でわかりやすい動画を貼っておきます。

⑤コード進行が決まったら、具体的な楽器を入れていく
伴奏が決まったら、リズム楽器や、ベースのような低音楽器、ギターやピアノなどの中高音楽器を入れましょう。時々「ベースっているの?」という質問を受けるのですが、超必要です。いないと音がすっかすかになります。ギターはいなくてもいいけど、ベースはいないと困ります。

話がずれましたが、まあイメージしている曲に合うような楽器陣を入れていきます。音楽を注意して聴くとわかりますが、楽器ごとに弾いてるフレーズが異なります。ドラムもずっと一緒じゃなかったりします。
なので、可能であれば、各楽器にそれぞれフレーズを作ってあげましょう。

2-2.コードから作るパターン


先に伴奏を作ってから、上に乗るメロディを探す方法です。何かしらの楽器でコードが弾けなければなりませんが、メロディを作るのはとても簡単になります。

〜メリット〜
・コードが決まっているので、メロディが決まりやすい
・メロディから作るよりも手間が省ける
・構成も決めやすく、曲のイメージが湧きやすい

〜デメリット〜
・コードを作った人の手癖が出るので、色んな曲を作っていくうちに曲が似てくる
・コードに関する知識が若干必要な気がする
〜具体的なやり方〜①コード進行を作る
最初に使うコードが決まったら、次に使うコードを探して、自分のイメージしている伴奏をどんどん作っていきましょう。いろんなコードを試して、違和感なく繋がるコードを探してつなげていきましょう。
大体4つコードを繋げると、それをループすれば一つのコード進行になります。(場合によっては、途中違うコードを混ぜたり、8つでループさせたりもします)

②Aメロ、Bメロ、サビのコード進行をそれぞれ作る

大体Aメロとサビは一緒になったりすることが多いのですが、全部ずっと同じ伴奏という曲はあんまりありません。(ed sheeranのshape of youや、Taylor SwiftのWe are never ever getting back togetherなどはずっと同じ伴奏ですが)
なので、曲全体の構成のイメージを作って(Bメロはちょっと雰囲気落とすとか)、そこからコード進行を考えていきましょう。

③メロディを作る
はい、全部コード進行が完成したら、メロディを作っていきましょう。
納得いくまで、作りまくってください。これはもうあなたのセンス次第です。
ちなみに、人の曲のコード進行はパクってもいいですが、メロディを意図的にパクると著作権侵害になりますので、気をつけてください。
メロディは歌詞が先にある場合は、歌詞をなんとなく歌いながらメロディを作ってもいいですし、歌詞がまだない場合は、鼻歌で作ってもいいと思います。

④ドラムやベース含む楽器を入れる
①のメロディから作る場合と同様、リズムをどうするか、低音楽器を入れるなどして、曲の全体イメージを作りましょう。必要であれば、オーケストラやブラスバンドなど入れたりするのも面白いです。

2-3.作曲のコツ

僕なりにいつも意識してる作曲のコツを書いておきます!

①覚えやすいフレーズを作る
基本的に売れてる曲に共通してみられる特徴は、特にサビで短くて同じフレーズを二回以上繰り返すという方法をとってます。
これによって、かなり頭に残る曲を作ることができます。
例えば、official 髭男dismの「pretender」のサビ、「君の運命の人は僕じゃない」の「君の」と「運命の」は同じ音ですよね。あんな感じです。

②わかりやすい展開を作る
いわゆる王道の展開というのがありまして、
「イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→Aメロ→Bメロ→サビ→Cメロ→間奏→小サビ→大サビ→アウトロ」という展開です。
これはもう好みの話ですが、僕はこれくらいわかりやすくて展開が見えるほうが、好きなのでそうしてます。
好きな展開で曲を作ってみてください!

③みんなで歌えるところを作る
子ども達と歌を歌うことが多いので、みんなで歌えるところを用意します。
僕の曲でいうと、Don't Stop Believin'とかALL IS WELLとか特にそれを意識してます。
このみんなで歌えるところを、①の覚えやすいフレーズにすることで、徹底的に頭に残しにいきます笑
https://youtu.be/MFEeHNOtapw

2-4.作曲に関してのおすすめ動画、記事

鼻歌で作る場合は、この動画がオススメです!

いい感じのメロディーを作りたければこちら!

下の動画は、既存の名曲のコード進行から簡単に作曲しちゃいましょうって感じなので、もうコード探したりとかめんどくさい!って人はこちらのやり方もどうぞ〜

スケールについてわかりやすく教えてくれてる記事です

コードはもうカッコよければなんでもいいのです、っていうテンションの記事です

コードとスケールについてわかりやすくなってる動画です

3.編曲の仕方

編曲とは、パソコン上などで編集ソフトを使って、それぞれの楽器や歌などを録音またはその音を打ち込んで、曲に仕上げる作業です。

これはもうこだわりまくると意味わからなくなるので、とりあえず今回は主にiPhone版の無料アプリ(androidユーザーじゃないので、ちょっとandroidはわからないです、すみません)「Garageband」の使い方の動画を貼った上で、

いい感じに仕上げるanagon流のやり方をお伝えします。

3-1.編集ソフトについて

曲に仕上げる、すなわち曲をデジタルデータにするにはパソコンやスマホなどで編集する必要があります。

僕が使ってるのはMac版のソフトで3万円するくらいする「logic」というやつで、とても優秀なのでぜひ本格的にやりたい人は買ってみてください。

それはちょっと・・・という人は、スマホアプリでも今時簡単に作れますので、そちらを今から紹介します!

3-2.編曲する上で必要なもの

編曲する上で必要なものがいくつかあります。ひとまずスマホでお手軽にやる版と、本格的にやる版を分けて必要なものを書きます。

〜スマホでやるパターン〜
①スマホ
②音楽編集アプリ(iPhoneだったらgarageband一択でいいです)
③マイク(もし可能なら二千円くらいからスマホ用高性能マイクが売ってますので、そちらを使うといい感じの音が録れます)
④スマホの容量(かなり編集ファイルは容量を食いますので、余裕を持っておいてください、大体少なくとも3、4ギガはとってきます)

以上!!
〜本格的にやるパターン〜
①PC
(データが重くなるので、なるべく音楽編集に向いているもの)
②編集ソフト
(いろんな種類の編集ソフトがありますので、自分に合ったものを選んでください)
③オーディオインターフェース
(マイクや楽器などはパソコンに直接させませんので、間にこいつを繋ぎます。ここで、どれくらい音を入力させるかも弄れます)
④マイク
(マイクにはコンデンサーマイクと、単一指向型マイクの大きく二種類ありますがまあどっちでもいいです。ただ一般的には録音はコンデンサーマイクを使います)
⑤各種楽器
(特に弦楽器は、ソフトの打ち込みだと違和感がまだあります。なのでもし弾けるのなら自分で弾いたほうがクオリティ高いし、早く済みます)
⑥ケーブル
(楽器やマイクとインターフェースをつなげるためのケーブルが必要です)
⑦モニタースピーカー
(実際に出来た音源は、聞く媒体によって音が変わります。なのでなるべくスピーカーを使ってどう聞こえるかを調整する必要があります。)

3-3.編曲の基礎

編曲の大まかな順序を説明します。

①ドラムを入力する
曲の土台となるドラムフレーズを入力します。ギターとか歌とかうわものから録音して後からドラムをやると、テンポがずれて気持ち悪くなるので、ドラムから入力したほうがいいです。入力するときの注意は音割れしないようにすることです。

②コード楽器orベースを入力する
下から順に行くのならベースからなんですが、まあコードを弾くギターやピアノなどを先に入れちゃってもいいと思います。
とりあえず、歌以外の何かしらのコード楽器やベースを入力しましょう。こちらも音割れしないように録りましょう。

③歌を録音する
ここで歌を録音します。これまで作った伴奏に合わせて歌を歌ってください。テンポなどは守るように。後なるべく音程は正確に歌いましょう。プロ用ソフトなら後で編集できますが、スマホは多分できません。後普通に後で音程直すのめんどくさいです。

④リードギターやさらに乗っかる楽器を録音する
歌を歌うのに邪魔、または歌との相性もあるので、リードギター(コードではなくて何かしらフレーズをピロピロ弾いてるギター)やオーケストラ、ピアノの右手のフレーズなどは歌が撮り終わってから入れるようにしましょう。
これでガラッと曲の雰囲気が変わることも多いです。

⑤音量を整える
それぞれの楽器の音量を揃えて、バランスをとりましょう。
地道な作業ですが、まあ綺麗に聞こえるバランスを見つけていくほかないです。
ボーカルはでかくすりゃいいってもんでもないので、いろんなアーティストの音源を聴いて、真似してみるといいと思います。

⑥楽器のパンを振る
パンというのは音が聞こえる位置のことです。食べても美味しくありません。ていうか概念です。
音楽を聴いてて、「この音片耳だけの時は聞こえないなあ」なんてことありませんか。
それはその音が片方にパンが振られているからです。

なんのためにやるかというと、音のバランスをとり、よりダイナミックに音楽が聴こえるようにするためです。全部左右同じくらいにしてしまうと、ちょっと平べったい印象を受けます。
なので、楽器をそれぞれ右と左に聞こえる位置を分けましょう。

正解はないのですが、まあ大体コードは左に少し、リードギターなどは右にしっかり、ボーカルは真ん中、ドラムはハイハットが右か左に少し、スネアとバスドラムは真ん中とかそんな分け方に大体僕はしています。


⑦音色にエフェクトをかける
さて音が左右に振られ、なんだかいい感じになってきました。
でももっと派手にしたい。もっと壮大にしたい。もっとロックな感じにしたい。そんなことを思ったら、エフェクトを加えましょう。
エフェクトによって、音はめちゃくちゃ変わります。めちゃくちゃゴリゴリな音になったり、うわんうわんなったり、声がホールに響いてる感じになったり、聞き取りやすくなったりします。
例えばリバーブ(反響音を作るエフェクト)やディレイ(音が遅れて繰り返しなるエフェクト)やイコライザー(特定の周波数を強調させたり減少させたりできるエフェクト)などのエフェクトがあります。ちょっと遊んでみて、エフェクトを各楽器やボーカルにかけて、曲のバランスを整えていきましょう。

⑧完成
それぞれの楽器のベストな音色もでき、全体のバランスが整ったら完成です!お疲れ様でした〜。

3-4.編曲のコツ

僕なりにいつもやってる編曲のコツをまとめておきます〜!

①壮大にしたけりゃオーケストラかオルガン入れる
これはもう超安直なのですが、そもそも僕が影響を受けているのがディズニーだtたりするので、壮大な曲が作りたくて、オーケストラを多用します。
オーケストラがあるだけでかなり曲の壮大さが変わりますので、用途に応じて使ってみてください。

②ボーカルは高周波数のところを上げて、中域を下げる
ボーカルを聞こえやすくするには、音量をあげるのではなくて、声の輪郭をはっきりとさせてあげることが重要です。
僕のようなこもってる感じの声質の場合は、イコライザーで高周波数のところを強調して、中域を下げます。これだけでかなり声がクリアになります。

③理想の編曲をしている音源を聴きまくる
こんな感じの音にしたい!という音源を見つけたら徹底的にそれを分析します。
もちろん向こうはかけてる時間やお金が違うので、全く同じクオリティにはなりませんが、それでもかなり近づくことができます。根気ゲーです。

④イントロを意識する
サビはもちろん大事なのですが、イントロでまずどれくらい印象に残すかがかなり重要です。
YouTubeの動画もそうですけど、最初の10秒なんなら5秒以内に、「この曲良さげ」って思ってもらえなかったら、飛ばされちゃいますからね。
なので、イントロを少しトリッキーにしたりするようにします。

⑤音の聞こえる位置をとにかく気にする
音がどこから聞こえたら、バランスがいいか、気持ちいいかをとにかく耳をすまして見つけます。
少しの微調整でかなり良くなったりすることもあるので、パンを侮ることなかれです。
ちなみに右か左かだけではなくて、遠いか近いかもいじるエフェクトがあるので、もしあなたの編集ソフトにもそれがあればぜひご活用ください。

⑥音割れギリギリを狙う
音割れするとクオリティだだ下がりです。
かと言って、小さくとってしまった音を後で大きくするとちょっと雑な感じが出ます。
なので、もうとるときから音割れギリギリで、とります。
正しいかどうかは知りませんが、僕はこの感じでやってる音が好きです。

3-5.garagebandの使い方

これはもう僕が文章で説明してもわからないと思うので、まとまった動画を貼っておきます。
これ通りやれば、garagebandは一通り使えるようになるはず!

このサムライケンさんという方のgaragebandの動画(全十一種類)が非常にわかりやすいので、時間があるよ〜って方はこちらをどうぞ!

11個はきついよ〜って方は、この辺がオススメです!

終わりに

作詞とか作曲とかなんか音楽知識ないと難しそ〜と思っていたかもしれませんがどうでしょうか。

意外とちょっと覚えたら、すぐにできるもんなんです。
難しいのは、なんかお金かけて、めっちゃクオリティあげたり、楽器の練習とかが難しいだけで、作詞作曲は誰でもできるっぽいというのが伝わったら幸いです。






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