健診でモヤったこと 本人の前で悩みを相談できるか

長男の3歳児健診を受けた。
結果は発育に問題なしとのことだった。でも、事前に家庭で行うべきだった視力検査がうまくいかなかったので二次検査行きとなった。


3歳児健診でモヤったことを記録しておく。

1つ目は栄養相談について

事前の記入シートに日頃食べているメニューを申告する項目があり、それを見て栄養士が指導を行う形式だった。
そこで栄養士は、朝食に野菜がないと言うことに焦点を当てて指導しだした。ちなみに昼食夕食ともに野菜もタンパク質もしっかりとっているのにだ。

栄養士は、皆さん夕食は頑張るんだけれど朝食は野菜が取れないのよねと言って、お子さん野菜嫌いかしらなどと聞いてきた。
長男は野菜が嫌いと言うわけではないし、むしろオクラやモロヘイヤは大好物だ。

と言っているのに、野菜嫌いなお子さんには野菜をかわいく型抜きすると食べるようになるとか。いまは安く型抜きが売っているとか、それはそれは役に立たないことを言い出した。

他の家族も含めた毎日の生活や忙しさの事情があって、やらなきゃいけないこともたくさんある結果の妥協点が朝食は野菜を手抜きすることなのだ。ちなみに朝食で果物は食べていた。

1歳半健診の時はほかの栄養士だったからか、子どもは食べる時も食べない時もあるので1日トータルでの栄養バランスを考えたり、2 3日でバランスが取れるようにすれば細かく制御しなくても良いといったアドバイスをもらっていた。それを踏まえての今なのに。市は指導の方針を統一してほしい。

2つ目は発育相談について。

発育相談では、保健師が子どもに様々な質問を投げかけて反応を見ながら発達が適正な範囲で行われているかを判断していた。
一通りのチェックが終わり、さてお母さん何か悩みはありますかと聞かれたときのことである。

特に深い悩みがあるわけではなかったか、次男が生まれてからの長男のひどい赤ちゃん返りには手を焼いていたので、それを少し話を聞いてもらいたい気持ちはあった。

しかしである。
隣に悩みの原因となる張本人がいるその横で、悩みを相談することができるだろうか(いやできまい)。
隣の小さな3歳の彼は大人の言うことは大体わかっているし、たとえ多少難しい単語で相談したとしても、お母さんが自分に困っていて専門家に相談している状況を理解するだろう。
本人の前で本人に関する悩みを言えといわれてもわたしには出来なかった。他の人は平気で相談しているのだろうか。

わたしは、子どもはわかっていないようでも本当はしっかり周りを理解しているということを基本的な考え方としている。赤ちゃんにも意思があって人権がある。子どもでも大人と同じように平等に尊重すべき存在だということだ。
ただ、日頃から落ち着きがなく、物忘れが激しく、自分を制御できないくらい未熟なのだが。

だから、本人の前で本人の文句など言えるわけがない。保健師や他の家族はその点をどう考えているのだろうか。子供が何もわからないと思って相談しているのか。それとも本人に内容を全部オープンにして、あなたのこの行動はこんなにわたしを悩ませるものなのだと伝えたいのかどっちなのだろうか。

健診には、子ども別れた状態で、親が専門家と2人きりで話をできる場が必要なのではないかと思っている。

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