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在宅家族

私の仕事はもっぱら在宅ワークなので、妻を結婚してから今に至るまで、ずっと一緒にいます。どこに行くのもずっと一緒。子供が出来てからも、散歩する時は3人で一緒に行きます。スーパーでの買い物がてらが多いです。

自分の父親は殆ど家に居なかった。

私の父は、朝の四時にどこかから帰ってきて、朝の八時頃には会社からお迎えがきていたから、本人に会う事はなかった。父親の気配はなんとなく感じていたけど、しばらく顔をみた事がないのが普通になっていた。毎月の母親の銀行口座への振り込みで安否確認。父のおかげで、何も困る事なく家庭が機能していたのです。

たった数分の事でさえ、子供にとっては一生残る

日中は、僕が仕事しているとき、よく仕事中に子供が遊びにきてくれます。モニタを指差して、Youtube見せてくれとせがむ息子。子供を膝の上に乗せ、さっきまで作っていたプログラムのロジックを忘れない様に考えつつ藤山一郎の「青い山脈」を子供に見せて歌う事も度々あります。

妻はフルタイムで働いてないので、子供の事の大半は妻がみています。妻が仕事をするのは、昼間に子供が昼寝している時か、子供が寝静まった夜の事。

赤ちゃんが生まれるまで全然知らなかったけれど、赤ちゃんは一時でも目を離す事ができない。

生まれてから約3ヶ月間は、数時間毎に赤ちゃんが起きて授乳をしないといけないのも知りませんでした。

休めるのは赤ちゃんが寝ているときだけ。

ようやく赤ちゃんが一人で寝れる様になっても、夜中に突然泣き出す事も度々。

満足に寝れない生活が数年続くと、妻の友人から聞いています。

昭和時代は、お父さんが、子供の世話の事なんて何にも知らないと言う事は普通だった。男は外で仕事。女は家で家事と育児。台所は女の城だから男は入ってはいけない。それが昭和スタンダードだったらしい。

別に、誰が悪いと言っているわけでもないですし、どの様な形態がベストなのかも分かりません。正解は人それぞれに無数にあるんだと思います。

これからどんな時代にしていくかは、私たち次第。