見出し画像

【4】シブヤ ストラグル

渋谷を舞台に、縄張り争いを繰り返し渋谷のBOSSを倒すボードゲーム。

ワーカープレイスメント。

自分のコマを9枚のタイルのうちの1つに置いてそのタイルに書かれた効果が発生する。他プレイヤーと置いた位置が被ればバトルになり、戦って勝った方のみがそのタイルの効果を受ける。これを繰り返し、特定の条件を達成すると出現する渋谷のBOSSを倒したプレイヤーが勝ちとなる。

ワーカープレイスメントとしてのまとまりは良い。給与支払いのないワーカーシステムのため、とにかくワーカーを増やす動きが強い。タイルの効果もシンプルで分かりやすい。自分の能力を鍛えていくRPG感も独特で面白い。

ただ、全体を通すと間延び感がある。BOSS出現までの条件を整える時間がけっこうかかる。それ故にダラダラ続ける時間が生まれる。逆転も難しいため、「自分は負けてもいいから早く終わらせてくれ」っていう人が出そう。

また、バトルの時に使える抗争カードの当たり外れが大きい。バリエーションが多いのでもう少し減らしてシンプルに抑えた方がいい気がする(バリエーションの豊富さが醍醐味なのかもしれないが)。

ワーカープレイスメントの番外編という位置付けで遊ぶなら楽しめるかもしれない。初心者と遊ぶなら別のゲームの方が良いかと思う。

評価は【4】点。

(運7:3戦略)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?