各プレイヤーが夏休みを楽しむ少年少女となり、充実した夏休みのスケジュールを組んでいくボードゲーム。日本人デザイナー。

ダイスロール、紙ペン。

各プレイヤーには8月のカレンダーシートが渡され、そこに予定を詰めていくゲーム。イベント山札からカードを引いて公開されたイベントに、参加するor参加しないを全プレイヤーで一斉に表明する。ただ、夏休みには宿題がつきもの。夏休み中に宿題を終わらせなかった場合、大きな減点が待っている。

「ぼくのなつやすみ」をボードゲームにしたような感じ。色んなイベントに参加するor参加しないを決めていくだけだが、人それぞれの個性が出る。遊びまくる人、宿題を最初に終わらせる人、誰とも予定が被らない人。それぞれの夏休みを満喫していく。

テーマが良い。ボードゲームを通して夏休みを感じる。ゲーム終了時、予定が埋まったカレンダーシートを眺めて「いい夏休みだったなぁ」としみじみしたりする。

ただ、やることがシンプル故に単調さが気になる。戦略とかはあまりない。得点差も絶妙に調整されていて、ボロ負けになることはないし、圧勝することもない。この変にバランス調整されてる感じがなんか気持ち悪い（独特な感性）。

あとは男女含めて遊んだ方が盛り上がるだろう。遊ぶ人の性別によってイベントの内容が変わることがあるため、男性だけ・女性だけで遊ぶと盛り上がりに欠ける。誰と遊ぶかでゲーム評価が変わりそう。

評価は【4】点。

（運9:1戦略）