見出し画像

【4】月面探検

各プレイヤーが宇宙飛行士となり、磁気嵐によって散らばってしまった物資を集めるボードゲーム。

協力ゲーム、ダイスロール。

自分の番では酸素カードを使って指定された数のサイコロを振り、出た目をAP(アクションポイント)として行動していく。移動や物資の回収といった基本的なアクションとOGS(酸素補給場所)の設置や飛び越えるマスを作成するルート開拓といった補助的なアクションがある。

協力ゲームなので、他プレイヤーと相談しながら役割分担して物資を集めていく。難易度はなかなか高く、3,4回ほど遊んで1回のみ成功。人数が2〜5人で遊べるが、人数が多ければ多いほど難しい。

ボードなしでここまで世界観の再現ができているのはさすがオインクゲームズ。ゲーム内に登場するバギー駒の作りは感動すら覚える。内容もコンパクトながらかなりまとまっている印象。オインクが40分遊べるゲームを出したこと自体やや新鮮である。

ゲームの評価としては、結局運ゲー。できるアクションが多いだけに戦略的に行動できるのだが、運要素が強いのは惜しい。また、人数が増えても変更点としては「クリア条件」のみなのも惜しい。難易度調整がもう少しなされるともっと良いゲームになる気がする。

ただこれだけコンパクトで、このゲーム内容が遊べるのはやはり革新的。

評価は【4】点。


(運8:2戦略)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?