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【6】Abluxxen (アブルクセン)

全プレイヤーに配られた13枚の手札を先に無くすことを目指すカードゲーム。

ハンドマネジメント。

パスのないゴーアウト系カードゲーム。

数字が1〜13までのカードと、どの数字としても扱えるワイルドカードがある。自分の番では、カードを出すだけ。また、単体1枚で出してもいいし、ペア、スリーカードと何枚出しても良い。

出したカードはゲーム終了時に残っていれば1枚につき、1点になる。

このゲームの肝は、自分が出したカードによっては相手のカードを吹き飛ばすことができるところ。4枚出されたら、その数字よりも大きい組み合わせの4枚を出すことで相手の出したカードを捨て札にできる。また、捨てられた分、カードを手札に補充しなくてはならない。

これによって、上がれると思っていても上がれなかったり、はたまたいつの間にか誰かがしれっと上がっていたりする。

一度遊んだだけだと掴みづらいので、ぜひ何度か繰り返して遊んでみてほしい。


遊んだ感想としては「リカーーーーリング」に近い。手札が入れ替わっていく感じはリカーーーーリングさながらだった。2016年あたりにデザインされたからフォロワーとかという関係ではなさそう。


シンプルなゲームながら、しっかりとした駆け引きが味わえる。

一緒に遊んだボードゲーム師匠曰く、「数字が小さい、弱いカードにも意味を持たせているのが良い」とのこと。たしかに。よくできているゲームほど、カードの強さだけに全てを委ねていない。面白いゲームほどシステムで魅せるとはそういうことかと納得。


惜しい点としては、箱の大きさかな。

小箱にすれば持ち運びやすかったのに何で大きくしたんだろう。


評価は【6】点。

(運6:4戦術)

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