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【4】VOLTAGE (ボルテージ)

+と − の電極を使って、電気回路を組み合わせる2人用ボードゲーム。

ハンドマネージメント。

2人用の殿堂入りゲーム「バトルライン」のカード配置システムを軸に、もっと内容を簡略化したゲーム。

+と − の電極はそれぞれ、その列での決着方法を示している。+であれば、数字の合計数が多い方、 − であれば数字の合計数が小さい方が勝ちとなる。

基本、手番では手札の数字カードを自分の列か相手の列に置いていく。同列に5枚カードが並んだらその合計値と「+」or「 − 」に応じて得点が入る。

先に4得点先取することができれば勝ち。

バトルラインでは役を覚えるのが少し大変だが、ボルテージでは数字の合計値だけを見るので覚えることは少なくてシンプル。

また、相手の列にもカードを配置できるルールが効いていて、何枚目のカードをどこに配置するかという駆け引きがバチバチ。2人用ゲームならではの一進一退の攻防が生まれてくる。

ただ、惜しい点が運要素が大きいところ。
+か−かという電極の切り替わりがカードの引き運に委ねられており、2人用にしては運が大きく作用する。(2人用ってアブストラクト系が多いからか、運要素が強いと違和感)

評価は【4】点。


(運7:3戦術)

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