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【6】Blöde Kuh (おろかな牛)

4種類の動物を押しつけあって、誰よりも早く動物を柵にしまうことを目指すハンドリングボードゲーム。

自分の番では手札の動物を1〜2枚捨てていく。誰よりも早く手札を無くせば勝ち。

基本的なルールは簡単だが
「3種類の動物には捨てたときに効果」があったり「同種類の動物2枚を捨てるとマイナス点を相手に押し付ける」といった要素が絡む。

これにより手札を早く捨てたいが、早く捨てすぎると相手にマイナス点を押しつけられるというジレンマが発生する。

このゲームシステムが見事であり、一筋縄では勝てないようになっている。

ラウンドを重ねると負けた時のマイナス点が増えるというシステムもゲーム後半の展開を熱くしている。軽いゲームでも複数ラウンドあると逆転を予見させてくれるし、初めて遊ぶ人でも熱心に最後まで取り組めるから良い。ボードゲームの入門としてピッタリな気がする。

今回は3人でやったけど人数が増えるともっとカオスになりそう。最大6人でできるから、展開がどう変わるか気になる。

運要素が大きい分、自分ではどうしようもできない不可抗力に出会うこともあるけど、パーティーゲームとして捉えればむしろ盛り上がるきっかけにさえ思えるかな。

重いゲームと重いゲームの間で休憩としてやっても楽しめるいい軽ゲーでした。


(人数増やして遊んだら評価上がるかも)


【追記: 2022.05.06】

4人プレイで遊んでみるとかなり面白かった。押し付けた動物が自分のところに戻ってくるまでかかるターン数が変わるため、戦術も変わった。ボードゲーム初心者と遊んだが、ウケが良かったのでオススメ。

動物カードを1枚捨てたときに、どの効果が起きるのか覚えづらそうだったので、動物カードに効果のアイコンが描かれていたら遊びやすくなったのでは?と思う。

評価は5点から→【6】点へ。

(運7:3戦略)

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