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【5】ナナ

動物を探して、カードを集める神経衰弱カードゲーム。

メモリーゲーム、セットコレクション。

小箱ゲーム。
可愛い動物が描かれたカードを使って遊ぶ。


やることは神経衰弱。
自分の番では同じ数字のカード3枚を見つけていく。見つける際には、相手の手札と自分の手札、そして場に伏せられたカードの中から3枚のカードを選ぶ。

このとき、好きな数字から当てていくことはできない。当てる時は必ず「一番小さい数字(1)」からもしくは「一番大きい数字」から当てていかなくてはならない。

勝つ条件は3つ。
①3セットを先取すること
②足し引きして「7」になるセットを先取すること(ex. 9と2のセット)
③「7」のセットを先取すること

この勝利条件の設定が上手い。
どんなに記憶が苦手な人でも、最後まで勝つ可能性が残されているのが子どもや初心者でも楽しめる工夫になっていて良い。

また、慣れてくるとブラフゲームにもなり得ると感じた。あえて、自分の持っている数字を当てようとすることで、「この人は持ってない」と思わせて周りを出し抜くことができる。


そのため、神経衰弱に逆転の要素と戦略が加わった奥深いゲームになっている。

手札がよくても、小さい数or大きい数から数字を当てなくてはならないため、運ゲーに振り切られていないのも良い。

記憶する量も適度で、脳への負荷がちょうどいい。


イラストが何より可愛いので気になった方は一度遊んでみることをおすすめ。


評価は【5】点。


(運7:3戦術)


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