10月22日 12時29分頃 山羊座上弦の月です。
上弦の月は、手放しや路線変更を促されます。

今回の上弦の月は日蝕の後でもあるし、冥王星が月とタイトに重なって、太陽と葛藤の配置になっていますし、ACとも重なっているので、大きな変化を感じる出来事やびっくりするような出来事が訪れるかも。

詳しく書いていきますね。

自分自身の変化

月は山羊座29度『お茶の葉を読んでいる女』という、未知の領域からもたらされた情報によって、アドバイスをする度数で起こっています。
インスピレーションや現実とのすり合わせを行うシンボルで、ちょっと不思議なシンボルです。

ただ、目には見えない領域の情報を手に入れる度数ではあるので、身近なところでの変化を暗示的に受けとる可能性はあります。

しかも、月は冥王星と重なって、自分自身を表す1ハウスにありますし、エネルギーが一番強いACと呼ばれる場所とも重なっているので、大きな変化を感じる出来事が身の回りで起こる可能性があります。

冥王星からの関与なので、避けては通れないことですし、破壊力も抜群です。無意識的な変化なので、変化が起こっても、分かりにくい部分はあるのですが、今までとの違いをじわじわと感じることはあるでしょう。

　特に、心、身体、自分自身について。

そこから視点を広げてマクロな視点で物事を見つめると、感じ方、考え方が変わっていきます。

視野を大きく広げる時

太陽は天秤座29度『知識の架け橋になることを目指す人類』という、客観的な視点、マクロな意識を手に入れようとする度数です。

冥王星からは強い葛藤を投げかけられていて、水星とは重なっています。
また、広い視野を持ち、海外や専門的な知識を学ぶなどを表す9ハウスにあります。

心境の変化がもたらすものは、大きく視野を広げるきっかけになりそうですし、学ぶことへの意欲も高まりそう。

今までは興味がなかった分野に興味を持つかもしれませんん。
海外、精神世界、宇宙、語学、専門分野などを学ぶ、教えるなどにも関心は高まるでしょう。

今の星の流れってどんな感じ？

実感を伴いにくい配置ですが、内的な変化はすごくて、じわじわじわじわ私たちの意識を変えていくような流れです。

山羊座の上弦の月は、その傾向が特に強い感じがします。
変わる時って、ある日突然の閃きが訪れて、そこから走り出すことってあると思います。

でも、実はその前に、心境の変化や無意識的な変化というのはあるもので、それを言葉にすることって結構難しい。

よくよく振り返って考えると「あの時こう感じたから」とか、「直感が降りて来て」とか、些細なきっかけがその先の未来を左右することってありませんか？

　今、そんな雰囲気が流れています。

よくよく周りを見渡すと、変わっていることってあると思います。
以前の自分では考えられなかった変化です。

また、ここからより広い視野を持っていくことができます。
そのために学ぶことも大切になっていきそう。

目の前の事だけに囚われず、視野を広げて考えるだけで、状況や心境を変えることだってできます。
難しいと思うことでも、視点を変えて視野を広げて考えれば、あっさりと叶ってしまうこともあるかもしれません。

ちなみに、人間関係では良い配置ができているので、助けられる事や受け入れてもらえること、自分自身が暖かく受け止めることができるなど、良いことがありそう。

そこには、「信頼関係」が必要でもありますが。
今まで相手とどう関わってきたのかで、親密度も変わっていきそうです。　

あとは、びっくりするような出来事が、訪れるかもしれません。

山羊座上弦の月まとめ

びっくりするような出来事が起こるかもしれません。
自分の心境の変化を感じることもあるでしょう。

人によっては、やる気が出ないとか、やる気満々とか、モチベーションの差も激しそう。

日蝕の後のタイミングで、じわじわと変化を感じる流れになっているので、言葉にしにくい部分もあると思います。

目の前のことだけに囚われず、視点を広げて考えていくことも大事なタイミングで、何かを学び始めることもありそう。

何のためにと言うよりも、ただ、自分の変化に正直であることが、素直に前に進めるポイントになりそうです。（一番ここが大事）

福本泰子