雨色に染まる街で【歌詞】

酷く騒がしい雨が
妙に落ち着く
7月のころ

たのみの傘も
サボりぎみになり
濡らしてゆく頬元

僕に似ているこの傘が
視界を狭めてゆくから
一人でいることを
少しだけ楽だと思わせ始めたよ

雨色に染まる町で
愛の欠片抱き締めては
愛している愛している
心体叫んでいた
離せないよ離さないよ
もう二度とは離せないよ
君に出会え、また一からそう
愛し合えるのなら

絡めあった心情
引かれあった花びら
譲りあったプライド
壊しあった約束

僕はいつしかこの雨が
滴を隠しているような
人には言えぬ誤解を
孕ませたことに
やすらぎをおぼえたよ

雨色に染まる町で
あなただけと嘘のような
真実味をおびた言葉
それだけしか言えなかった
溢れているこの気持ちは
何故別れを契る前に
この心に見映えないのだろう
やっと目が覚めたよ

雨色に染まる町で
愛の欠片抱き締めては
愛している愛している
心体叫んでいた
離せないよ離さないよ
もう二度とは離せないよ
君に出会え、また一からそう
愛し合えたのなら

雨色に染まる町で

作詞 安駄鐘彦

スキ、サポート等々いつもありがとうございます。 今月はストレスもあり豪遊しすぎました。 来月が火の車なのでサポート頂けると心底助かります。