呼吸と鮮度【歌詞】

冷凍室のかたすみで
凍った肉がミイラにね
真空をさいた隙間から
微細な命に先行かれ

もしも君の体から
呼吸と鮮度が離れたら
見えない内がわ取り替えて
綺麗に残していいかい?

大好きなその声も残せるし
素敵な愛は続いてく
土の中、炎の渦
君だけは消えてしまわないで
最後は一緒に焼かれてほしいのさ

罰当たりと言われるね
解った様な口ぶりで
深夜 闇に君の残り香を
動かす心配は させない

もしも僕の体から
呼吸と鮮度が離れたら・・・
見えない未来でも 約束さ
生(のこ)るのは僕だいいかい?

向こうなら大好きな人達と
会って楽しく出来るらしい
孤独感、涙の雨
そんなもの押し付けたりしない
あの世には先に行ってほしい

君が好きだといった心は
まだ、保てているかい?
未知を知るほど不安だよ
僕はまだ綺麗であるかい?

大好きなこの時が永久に
続けばいいと思うけど
サヨナラなくして運命は
きっと回りはしないから
ワガママを言ってごめんね
僕が死ぬまでの話さ
先に行っててくれないか?
そして、最後は一緒に焼かれてほしい
いいかい?

作詞 安駄鐘彦

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