アイデアマンはこう考えている①
こんにちは、おもしろアイデアのまとめサイトを製作中のSEIYAです。面白いことをつくりたいから、まずは面白いものがどうやって生まれているのか知っていこう!ということで、これからアイデアマンの思考に関するメモnoteを始めます。
第一回目は、kenma代表でビジネスデザイナーの今井裕平さん。
(先日放送したカンブリア宮殿を見ました。途中までですが↑ここから見れます)
新常識をつくる
先日の番組やその後お送りいただいた資料を要約すると
「真逆の発想で、新常識をつくる」っていう感じです。
どうやって新常識を思いつくの?
番組内でブレスト会議の様子もあり、アイデア発想の手順も紹介してくれています。
ブレスト(まず100個くらいアイデア出す)
グルーピング
4章限マトリックスで「逆」を考える
対象者決めて、リサーチ
プロトタイプをつくる
たくさんアイデアを出すと、傾向が見えてくるので、グループをつくってまとめる。全体の傾向がよりはっきりしてくるので、見つけた共通項で軸をつくり4章限マトリックスを作成。そして、4章限の中で、空いている箇所を見つける。そこは、価値があるかどうかはわからないがユニークであることは間違いない。そして、対象をオンライン調査(今回はエナジードリンクを目覚ましのために飲んでる人に報酬を渡しながら直接インタビュー形式)。
という感じの流れでした。
ちなみに、4章限マトリックスはこんな感じ。
この軸を見つけるのは少しコツが入りそうですが、グルーピングしているうちに多分全体感が掴めるはず。グルーピングは、KJ法と言ったりしますが、グループ名は先に決めるのではなくやりながら発見していくことが重要と言われてます。(最初にグループ名を決めて仕分けしてしまうと、新たな気づきや発見が得られない可能性が高くなるため)
新常識の具体例
一番わかりやすかった例は、AKBですね。AKBは要素分解するとめっちゃいろんな新常識を生み出しててすごいです。(送っていただいた資料に記載されていた内容なのでここには書きませんが、AKBが生み出した新常識いろいろあるので、ぜひ考えてみてください!)
Kenmaの発想に関わったプロダクト例
⚫︎ウェアラブルメモ wemo
状況:粘着フィルムをつくる技術をもつ会社がタトゥーシールを作っていたが、他のものに展開したい…
真逆:「ファッション(シール)」の反対の「機能」に目をつけると書けることに気づく→病院などでの課題とも直結
⚫︎日本茶レンタルサービス
状況:お茶のテイクアウトは容器の匂いがついてしまうなどで難しい…ので、その場で飲んでもらう必要があった
真逆:「その場で飲む」の反対で「そのままの味が楽しめるテイクアウト」を提案。ボトルごとレンタルできるサービスを開始→返す時に店舗によることも増えた
クライアントの魅力を最大化するために、新しいプロダクトまでつくっちゃうのもデザイナーの仕事
昔は、今井さんも後輩たちとめっちゃコンペに出してたそうで、落選が続き二年…Midorieの「緑のおすそわけ」で最優秀賞を獲得。
その時「会社のビジョンまでも伝えることができるデザインだ」と言われたことから、フラッグシップ(=企業の象徴)デザインの会社と名乗っているらしいです。
たしかに面白くても全く関係ないプロダクトになっちゃうと、???とかって思われたりもあるかもですよね。デザイナーの仕事は、企業やプロダクトの魅力を最大化して見せることでもあるけど、実際にその会社のフラッグシップ(=企業の象徴)が反映されたプロダクトをつくってめっちゃ売れたら、それが一番魅力を最大化してるはずなので、そんなことまでできるようになりたいと思いました。
最後に
理解するのは簡単ですが、実際やるのがむずかしい…。これには訓練が必要ですね。アイデアも訓練だと思うので、とにかく大量にインプットしたり、日常的な視点を少し捻くっていくことをやっていきたいと思います。シリーズで何回か書いていきたいので、よかったらハート押してもらえると!嬉しいです!
あと、今井さんの引用ツイートすごく面白かったので貼っておきます。
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