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九州六大学野球 2019秋季リーグ最終週プレビュー

九州六大学野球2019年秋季リーグは大詰め。
各校とも1カードを残すのみとなった。

各チーム3カード6試合を終えた時点で
4勝2敗と2勝4敗と3校ずつに分かれた。

第5週では首位の西南と福大が直接対決。
西南v福大の2回戦は最後までわからない展開となった。
福大は2回井上の2塁打の時に西南の先発笹川が足を傷め負傷退場。
急遽マウンドに上がった福蔵を攻め、仲田の犠飛で先制した。
西南は福大の1年生・先発の村上に4回まで1安打に抑えられた。
しかし2点ビハインドの6ウラ
1死1・3塁で小中の中前適時打と佐藤(陽)の併殺崩れで1点差に詰め寄る。
そして8ウラに水本・小中の連打と犠打で1死2・3塁での場面で打者藤森のときに
福大3番手中西が牽制球を2塁へ投じたと同時に
3塁走者水町が果敢にも本塁を付き同点に追いついた。

試合は福大・中西(勝)と西南・北方の3番手がロングリリーフ。
そして延長12回
福大は2死1塁の場面で井上の適時2塁打で勝ち越しそのまま逃げ切った。

福大が連勝し、同じ首位にいた北九は九国に対して連勝できず、
福大が6勝2敗で単独首位、北九が5勝3敗、西南が4勝4敗と
この2試合で差ができた。

九国・久留米・九大は3勝5敗と4位タイ。

最終週のカードは
福大 v 九国・北九 v 九大・西南 v 久留米。

福大が1勝し、北九が1敗した時点で
福大の2季連続58回目のリーグ制覇が決まる。
上記の順で28日対戦するため、福大は勝って北九にプレッシャーをかけたいところ。
北九は優勝するためには九大に連勝し、
かつ福大が連敗することが条件。
福大が連敗で北九が1勝1敗の場合は優勝決定プレーオフに持ち込まれる。
西南もまだ可能性がなくなったわけではない。
自力では可能性はないが優勝決定プレーオフに持ち込むためには
西南が連勝、福大が連敗、北九が1勝1敗になった場合のみ。
残る3校も10月12日から行われる明治神宮大会への切符をかけた
ユニバーシアード記念九州大学選手権出場を目指して最終週に臨む。
各カードとも目が離せない。

福大 堀監督
西南の笹川選手のケガで動揺しないように事実だけを捉えるよう指示した。
6回の田島のタイムリーは7番に打順を下げたが振り込んでいる成果が出たと思う。
延長に入ってからは北方がいいピッチングをしていたので
優勝争いを抜け出したことは
相手がどうあれ変わらないことなので九国に向かっていくだけ。
岩田投手に対しては自分たちスイングができるように立ち向かっていきたい。

北九 徳永監督
(九国2回戦を振り返って)
4点目がどちらに動くがだったが取れなかったのは大きく響いた。
まだ2試合が残っているので集中して全力で戦おうと伝えた。
(最終週の九大戦で)カギとなるのは澤田が出塁するか否かだと思う。

西南 東監督
笹川で9回まで行かせるつもりだった。
調子の悪かった投手をロースターからも外し
あとで入れた投手でつないでいったものの
最終的に投手の差が出てしまった。
ケガをした笹川は今季はむずかしい。
6回に2点取ったところで勝ち越せなかったのと
外角中心のボールに攻めきれなかった。
筑豊緑地公園特有の打球と自分たちの失策と四球を出した差だと思う。
投手陣をしっかり整備して久留米と戦いたい。

九州六大学野球秋季リーグ最終週は県営春日公園野球場で
9月28・29日 9時試合開始 

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