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#読書記録

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読んだ本について、何か書きたいと思えた本を紹介します。
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記事一覧

「52ヘルツのクジラたち」

本を読んで、こんなにも胸が痛く息苦しくなって、気づけば、その痛みが押し出されるように目か…

「百合中毒」

誰もが、何かの中毒になって生きているのかも知れない。 読後にこの本のタイトルを振り返って…

「優しい音楽」

先日読んだ「おしまいのデート」。 この読後感が良かったので、また瀬尾さんの作品を読みたい…

「おしまいのデート」

友人に紹介されて読んだ本でした。 私が最近、ご近所さんと一緒に野良猫さんをお世話をする機…

「ただいま神様当番」

神様とは、ほかならぬ自分のこと。 のっけから、はぁ〜っ?となるような一行なのは重々承知の…

「わたしはかわいいマヌルネコ」

そういうことかと、初っぱなからにこにこしながらページをめくりました。 そもそも、この絵本…

「猫を処方いたします。 2」

今回も、猫を処方する「中京こころのびょういん」にまつわる不思議なお話です。 怪しすぎる設定ですが、その処方は相変わらず効きます。 前回も書いたように、猫は効くのです! 波乱の二〇二四年が明けてはや二ヶ月目に突入しています。 いろいろ計画を立て、抱負を抱いて歩み始めようとしているのに、なかなか思い通りにはいきません。 心が砕けそうな人。 海の底に沈んだような気持ちでいる人。 自分の立ち位置を見失いかけている人。 行き先を見失っている人。 自分の中のやる気が消えそうな人。

「九十歳のラブレター」

なんと素敵なご夫婦でしょう。 とても濃厚なラブストーリを読んだというのが第一印象です。 妻…

「文脈力こそが知性である」

示唆に富む内容で、特に言葉を扱う仕事をしていく上で、大変勉強になる内容でした。 繰り返し…

あ〜、自分が優秀になり過ぎちゃったんだな

なんと心が軽くなる本なのでしょう! こんなことなら、早く年を取れば良かったと思うほど。 ま…

人生は変容しながら流れていく

「満月珈琲店の星詠み」シリーズの今回は、副題が、 「メタモルフォーゼの調べ」となっていま…

「木曜日にはココアを」を読んで

青山美智子さんの本は、今年四冊目です。 今回は、表紙の副題 「わたしたちは、知らないうちに…

「猫を処方いたします。」

この本は、 猫を飼っている人 猫を飼おうと思っている人 飼い猫の死期が近い人 飼い猫と死に別…

「株式会社タイムカプセル社」を読んで

未来の自分に宛てて手紙を書いたことはありますか。 私はありません。 だから、この本を読んで、書いてみたくなりました。 理由はいろいろあります。 ー今自分が思っていることを書くことで、気持ちをはき出す  ことができる。 ーただ書くだけではなく、たとえそれが自分自身宛てであっ  ても、誰かに宛てて書く方が、考えを整理しやすい。 ーちょっと想像してみただけでも、過去の自分から手紙が届  くというのはなんだかワクワクする。 ー未来の自分が悩んでいるかも知れないことに対して