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ホワイトハウス:ウクライナのNATO加盟はロシアとの戦争の引き金にになる


ホワイトハウスは火曜日に、ウクライナがNATOに加盟することは近い将来には起こらないと述べ、その理由としてロシアとの戦争を引き起こす可能性があると指摘しました。

「もちろん、彼らは現在戦争中です。だから、近い将来にNATOへの加盟はありそうもない。なぜなら、それはNATOをロシアとの戦争に巻き込むことになるからです」と、ホワイトハウス国家安全保障会議のスポークスマン、ジョン・カービーはCNNに語りました。

バイデン大統領も最近のインタビューで同様のコメントをしました。NATOとロシアの間の直接的な戦争は、すぐに核戦争にエスカレートする可能性がありますが、その現実にもかかわらず、ワシントンの一部の超鷹派たちはウクライナが同盟に加盟するように推進しています。

「私は、ウクライナをNATOに加入させるよう求める決議案を、上院の共和党と民主党と共に通過させるつもりです」と、リンゼイ・グラハム上院議員(R-SC)は7月7日にTwitterで書きました。

グラハムは「圧倒的な多数の上院議員がこの提案を支持している」と主張しましたが、彼のアイデアは一部の共和党員から批判を受け、彼の提案が進行している兆候はありません。

カービーはまた、ウクライナがNATOに加盟する前にさらなる改革を必要とするだろうと述べ、もし戦争が近く終わったとしても、キエフがメンバーになるまでにはまだ長い道のりがあることを示唆しました。「ウクライナが取り組むべきいくつかの改革があります - 良好なガバナンス、法の支配、政治改革などです」と彼は述べました。

カービーのコメントは、NATOの指導者たちがビリニュスで会合を開き、ウクライナに対して曖昧な約束を含む共同声明を発表した時に来ました。これに対してウクライナの大統領ヴォロディミール・ゼレンスキーは反発しました。共同声明は、NATOが「同盟国が合意し、条件が満たされたときにウクライナに加盟の招待を延長することができるだろう」と述べていました。

バイデン政権はウクライナをすぐにNATOに加える計画はありませんが、ロシアとの緊張を緩和する意向もなく、ウクライナへの軍事援助をエスカレートさせ続け、外交には興味を示していません。

原文
https://news.antiwar.com/2023/07/11/white-house-says-ukraine-joining-nato-means-war-with-russia/

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