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女性は活躍できるの?【星野リゾートの働き方】

星野リゾートの働き方シリーズ。
第一回は女性の雇用について。

世界的な視点でみれば女性の社会進出はどんどん進んでいます。
ジェンダー格差を数値化した世界のジェンダー・ギャップ指数ランキング(2023年)では、日本は125位。
(1位から3位はアイスランド、ノルウェー、フィンランドと北欧国が独占)

昭和・平成の時代に比べたら、だいぶ女性が活躍できる土台はできてきてはいますが、世界的にはまだまだ出遅れていると言ってもいいでしょう。
さて、そんな中で星野リゾートでの女性の働き方ってどうなんでしょうか?


星野リゾートスタッフの女性比率

まずは、星野リゾートの女性比率に関して。
残念ながら公開された情報が見当たらなかったので、私の肌感でお伝えします。
私の所属する界 玉造では社員の約3/4が女性スタッフです。
おそらく他の施設でも6-7割程度が女性スタッフなのではないでしょうか。

なお、宿泊施設などの「現場」ではなく、さまざまな管理部門が集まっている銀座オフィスを訪れても、圧倒的に女性が多い印象を受けます。

積極的に女性を採用しているというわけではないでしょうが、一般的には小売業やサービス業は女性が多いと言われています。
その背景には、シフト制ゆえに、育休・産休が取りやすいという事情があるのかもしれません。

産休・育休は取りやすいのか?

そんな星野リゾートで産休・育休の取得はどうなのか?
こちらも肌感で申し訳ないのですが、界 玉造でも産休をとったスタッフが複数います。
産休から復帰して、子育てをしながら働くスタッフも多いです。

家庭との両立は大変なことでしょう。
しかし、それぞれが違ったバックボーンを持っていて、それぞれの違いを活かすことがむしろ求められています。
出産をしたからこそわかる、母親の視点はとても大事なのです。

まさに、みんな違ってそれでいい。
違いを個性として認め合える土台が整っていると私も思っています。
(私自身が、相当変わっていると自覚しているのでw)


女性のキャリアパスはどう?

出産というライフイベントだけでなく、女性としてキャリアを積んでいけるのか?ということに関して。
私はこの点は男女全く関係ないと思っています。

先日、私が携わるプロジェクトの報告で、支配人のテレビ会議に参加した際のことです。
改めて、界の支配人の方々をみてて思ったのが、
「女性、多いっ!」
ということ。
上記の通りの男女比率(2/3が女性)と同じような印象でした。

また、先日参加した界の各施設の現場スタッフが集まったサミットにおいて、星野リゾート各部門の責任者とお会いしましたが、ここでも女性が多い印象を受けました。
キャリア面で、男だから、女だから、という感覚は、正直星野リゾートの中ではほとんどないように感じています。


若い女性スタッフが活躍できる場所

ちなみに、私も12年同じ施設にいますので、異動であれ、退職であれ、たくさんのスタッフを見送ってきました。
新卒入社でついこの間まで、学生気分が抜けなかったのに、気づいたら大きく羽ばたいているなんてことも。

開業110年企画で紹介された太田菜月さんもその一人。
界 玉造では一緒に神楽を盛り上げてくれた彼女は、OMOに活躍の場を移し、今や京都3施設のエリア支配人として活躍しています。


自分の描きたいキャリア・人生プランを可能な限りサポートするという姿勢が、多くの女性の活躍の場を築き上げているのでしょうね。
女性に限らず、私自身も3年のつもりで就職したつもりが、10年以上在籍しているわけで、そういった姿勢に共感しているからなのかもしれません。


以上、星野リゾートの働き方シリーズ、第一弾は女性の働きやすさについてでした。
開業110年企画の110人の働き方では、多様な働き方や、女性の活躍っぷりが伺えますので、是非チェックしてみてください。



おもてなし産業をかっこよく。
あんでぃでした。


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