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無意識にうたうはなうたのように_第4期

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遺すためだけのもの。はなうたもことばも儚い夢の隅
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記事一覧

別れみち、のち、帰りみち

ふたつの目で見ても 単焦点 let me see くらいの空白で 永遠のことを おもいだす ふたつの目…

りよう
4日前
62

空も 海も 深く深く蒼い 深く 深く 蒼を持っていると 何もかもを ゆるす 深さを 感じること…

りよう
8日前
79

空白容量の余白

ほんとうを失って ないことをあるようにもせず ないことをないものともせず それをどうともし…

りよう
3週間前
74

1/75ゆれ花弁

風が幾分やわらいできた頃 白い馬の群れが横切るような感覚をおぼえた ゆっくりと煙のようであ…

りよう
3週間前
70

チリヌルヲ

車窓から見える 満開の桜は ラヴホテルの隣で 風に凪いて 愛とは何かの 例え話みたいだった …

りよう
1か月前
75

うつろい

みんなひとりじゃないばしょで みんなひとりになりたがる ほんとうにひとりのばしょにいると …

りよう
1か月前
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インターリュード

曲間の静寂がまるで一生分の寂しさのように 永遠を感じても撃鉄は残酷に引かれてしまう 『一生大事にするね』 永遠をつくりたがる私たちは 模倣することしかできなくて、 それが生きてるうちに 途絶したか、そうでないか くらいの違いしかないんだと思う 手に持ったドライフラワーの枝が やけに硬度を感じて震えてしまうのは 命が途絶して手に入れた永遠の温度だと 気づいたからなのかもしれない それでもやがて朽ちてしまうし いつか私は捨ててしまうかもしれない だけど、やっぱり花は美しかった

花穂

静謐の中にあるひかり 雨が止む前の幕間 花弁が休む薄曇り どんなひかりよりも眩しくて 片目だ…

りよう
2か月前
77

祈るみたいに眠る

窪みは余白 私自身がつくるもの 私の一部が 新しく作られること 自分でつくった両のてのひら …

りよう
2か月前
72

羊飼いの夜想

崩れたバランスのなかの 特異な均衡 坂道だらけの不均衡でも 居るためには それくらいでなくち…

りよう
3か月前
73

アニマ

今日は首を緩く絞められた閉塞感があり 今日という一日に入り込めなかった キーボードを操作…

りよう
3か月前
83

置き手紙

口実をつくって外に出たら Tom Mischが降るような空だった ぜんぶわかったような思い込みで 諦…

りよう
3か月前
99

白夜

風景は水面のように揺れ まばゆさが一層揺らぎを大きくする 思考は足を止めて 諦めたかのよう…

りよう
3か月前
79

フラグメント

いつかの記憶の断片 と断片 と断片 それが ひとのかたちの違い どこが違うかわかるかい そんな そんな 簡単にわかると言ってはいけないよ いつかの記憶の断片 つらい たのしい うれしい かなしい 同じものを見ても だいぶ ぜんぶ 違う ぜんぶ とても 違う ひとのかたちは違う 違うことは 特別とは違う 特別になりたがってばかりの ひととは 私は違う 私は特別にはなれない 違ってたいと思うこと それは特別とは違う 違うという ただそれだけのこと どこかの一部だけ 少