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夏の言い訳

カルエちゃん

指のイボを噛みちぎる行為はかなりワイルドな部類に属するのでは そんなあなた様の実物目撃したことないから どきどきしちゃいます

写真のトウモロコシ 畑で収穫したんです 無農薬どころか、無肥料です 要は種を蒔いただけ ほったらかしで育成したのです

育成というのもおこがましい 勝手に育ってくれてて ヒゲが茶色になってたから採り時でした  

一粒の小さな種から3本程の実りを得ます そう思うと神秘的ね

トウモロコシの背丈くらい雑草も成長していました 無数の虫がこちらが動くたびにぶわっと舞います これが夏、ほったらかしになった経緯です

それなのに甘くてしなやかで美味しかった モロコシ達ごめんよそしてありがとう


この時期の蚊ってすこぶる元気ですよね 俊敏すぎてもはや目で追えない 湿度もあるし真夏ほどの暑さはない 生き易い環境なんでしょうね

今日大工の棟梁(職人気質、無口で硬派)がやってきました ちょっとした修理をお願いしていたのです 

勝手口を開けて打ち合わせしていたら ぷーんと蚊が飛んで参りました 棟梁はぼそぼそ話を続けており、全く気付いてない模様

あ、棟梁の腕に止まりそう 思わず反射的に手が出てしまいました そうしたら、蚊のあまりのスピードについていけず 棟梁の恰幅の良いお腹を結構な勢いでべしっと叩いてしまいました

そんな仲じゃないのは重々承知しております いや、仲が良くても人の腹を不意に叩くなんて一生で一度あるかないかのレアケース

「蚊がたった今瞬間移動しました」

なんという言い訳と思いつつ わたくしの口はすでにそう動いていました

気まずい夏の昼下がり 棟梁には冷たい麦茶を渡しておきました ナタコ

 

 



 




くすっとふふっとなれるような日記を、西から東、東から西へと毎日(ほぼ)やりとりしています  本日もぜひ少しの時間、のほほんしてってください かるえ&なたーしゃ