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【コラム】営みってなんだろう-暗号屋note

こんにちは!暗号屋広報です。

今回は初のコラムになるのですが、暗号屋代表・紫竹がブロックチェーンを使って出来ることを語る際によく使う「デジタル完結だけどアナログな営み」という表現の「営み」について深掘りしていきたいと思います。

「営み」という言葉は「生きていく中で自然発生的に行う作業」を指していると感じます。例えば1日の中で言うと「食事を摂る」とか、「畑の世話をする」とか、季節の変化や長い尺で言うと「雪かきをする」とか「伸びすぎた木の枝を切る」とか「道が無いところに道を作って歩きやすくする」などの作業を指していると思っています。

しかし「営み」が多かった時代から社会が発展し、現代の人は1日の大半は「労働」を行なっていて、「道が無いところに道を作って歩きやすくする」ような営みは、また別の人の「労働」として切り分けられていると思います。その方が便利ですし、役割分担と言えばそれまでですが、この切り分けに「漬けられてる」感じはWeb2.0のプラットフォーム依存とも似ている気がします。

都会から田舎に移住した友人がいるんですが、先に書いたような「営み」を必要に迫られ、初めてやってみて、不便なのにどこか楽しそうで充実した生活をしているんですね。いろんな話を聞いていて、Web3.0の「不便でも民主的で合理的なプロセスを重要視する」傾向に似ている感じがしました。

友人が行った「営み」「住んでいるエリアに階段を作る」というのがあったのですが、それによって自分の家に人が来やすくなって流れが生まれたり、近所に住む他の人の生活も便利になって感謝されたそうです。それってトークンをステーキングしてリワードを受け取ったり、ステーキングしたことで生まれたノードで誰かがネットワークを使える、Web3.0のエコシステムみたいですよね。

最新の技術として敬遠すらされることも多いブロックチェーンですが、その根幹のエコシステムを紐解くと大昔から既にあった、地域の中で自律的に支え合うシステムとほぼ同じだったりするよねというお話でした。「進んだと思ったけど、実は戻ってない?」という、とんちの利いた気づきが提供出来ていましたら幸いです!

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