『処刑の部屋』(大映)

画像1 『処刑の部屋』 【監督】市川崑 昭和31年(1956)大映 【出演】川口浩、若尾文子 大映でも若尾文子、川口浩コンビで「太陽族映画」が作られている。もうここまでいけば、慎太郎はインモラルどころか性犯罪を勧めているのかとしか思えないが、その後の女性差別的な発言も「狩る対象としてのおんな」と言う若い頃から女性差別思想の持ち主であることが分かる。 映画の主人公はU大の学生と言うことになっているが、背景に早慶戦があり、ダンパでひと稼ぎを企むサークル活動がある。
画像2 サークル主催のダンパ(ダンス・パーティ)。ジルバがメインの頃。
画像3 壁のポスターに「ジャズコンサート」とある。
画像4 こりゃ、全く六大学野球の早慶戦だ!笑
画像5 女優は若い若尾文子。
画像6 男は川口浩。
画像7 「太陽族」とは慎太郎の考えるスーパーフリー(早稲田大)や、広告学研究会(慶應大)などのレイプを目的としたヤリサー(ヤリマンサークル)に連なる伝統を作ったブルジョワ不良御坊ちゃまのサークルに過ぎない(慎太郎も、裕次郎も若い頃は似たようなサークルの一員だったのだろう)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?