ガンより怖い "足の狭心症"

 初期のガンだと、5年生存率は90%程度。ところが"足の狭心症"の5年生存率は70%以下という恐ろしさ。

 少し歩くと足のしびれや痛みのために歩けなくなり、しばらく休むとまた歩けるようになることを間欠性跛行と言います。

 その原因の一つは"末梢動脈疾患(PAD)"。
手足に血液を送る末梢動脈の動脈硬化症で、「足の狭心症」といわれて恐れられています。

 "末梢動脈疾患(PAD)"の原因
①喫煙(タバコ)
②運動不足
③高血圧
④メタボ(糖尿病、高脂血症)

 足の狭心症の"末梢動脈疾患(PAD)"で間欠性跛行が出るということは、全身の動脈硬化も進んでいて、同じ動脈硬化を原因とする狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの生死にかかわる病気の危険が高まります。
 そのことが、"足の狭心症"の5年生存率は70%以下という理由ですね。


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