「海の恵み」で発毛!　には三つの関連項目があります。
①タラソテラピー(海洋療法)
②コンブ(フコイダン)
③海のスーパーフード「ダルス」

①タラソテラピー(海洋療法)
　髪や肌に有害な紫外線を浴びまくるサーファーですが、意外とハゲ(薄毛)の人が少ないという都市伝説?があります(汗)

　また、塩シャンプー(湯シャン＋塩)で髪が生えたという書き込みもチラホラあり、書籍まで出ていますね。海水には塩分が一杯。

　海水の成分は人の体液に似ていて、胎児を保護する"羊水"とも似ています。海水には人間の健康に必須のミネラルがたっぷり。

　その海水などを利用した自己治癒としての"タラソテラピー(海洋療法)"が、アトピー治療や美肌(若返り)に利用されています。
　1967年にフランス人医師ラ・ボナディエール博士によって確立された自然療法です。

　タラソテラピー(海洋療法)には3手法あります。
①海水入浴療法（バルネオテラピー）
②海藻療法（アルゴテラピー）
③海泥療法（ファンゴテラピー）

　髪に有害な紫外線を浴び続けるサーファーですが、"タラソテラピー(海洋療法)"効果の海水に浸り続けることで、帳消し以上に肌の殺菌＆若返り効果を得ているのかもですね。それに加えて、塩分による発毛効果もあるのかもですが。

②コンブ(フコイダン)
　私もほぼ毎日摂取するコンブですが、その重要成分の「フコイダン」が「発毛と抗ガン」で注目されています。

　昔からの定説「海藻を食べると髪フサフサ」。
都市伝説ともいわれていましたが、コンブ(海藻)に多く含まれるヌルヌル成分の「フコイダン」(水溶性の食物繊維)に育毛効果があることが判明。

　コンブ(海藻)を食べてフコイダンを摂取すると、育毛たんぱく質「FGF-7」を増やし、結果的に毛母細胞を増やし、髪の毛が伸びるという仕組みです。
　FGF-7を増加させる効果はフコイダンが一番ということです。

　FGF-7(毛髪成長因子)は
①毛母細胞を増殖
②ケラチン細胞増殖因子(KGF)とも呼ばれていて、髪の主成分のケラチン(タンパク質)の生成を助けます。
　FGF-7(毛髪成長因子)の塗布テスト(人間)で、顕著な発毛効果(毛の量と太さ)と顔の皮膚の若返り効果が得られています。

　昆布の中でも函館近海だけで採取される「ガゴメ昆布」が最も発毛効果がありますが、普通の昆布でも、その1/3程度の発毛効果があり、私の場合は、昆布(とろろ昆布)をほぼ毎日摂取しています。

③海のスーパーフード「ダルス」
　北大西洋の沿岸部に繁殖する赤紫色の海藻「ダルス」。
北海道では、コンブ漁の邪魔者としても有名です。日本では「あかはた」という名前ですね。

そのお邪魔虫の赤紫色の海藻「ダルス」は、欧米では
　「海のスーパーフード」
として、豊富な栄養だけでなく、優れた美容や健康効果が注目されています。

　「ダルス」は
高たんぱく&低カロリーで、ミネラルやビタミン、鉄分、食物繊維、抗酸化物質、ヨウ素などをたっぷり含んでいます。その効果効能は
①美肌効果
　ビタミンA、B2、B6、B12、C、E、葉酸がたっぷり
　ヨウ素が肌の新陳代謝を活発化

②発毛・美髪効果
　カリウムなどのミネラルやビタミンB群がたっぷり

③ダイエット効果
　不飽和脂肪酸のEPA、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸も豊富
　大量の食物繊維でデトックス(快便)

④健康促進効果(動脈硬化やガン)
　血流をサラサラに保ち、動脈硬化やガンを防ぐ抗酸化物質がたっぷり