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お腹空いたら知らない人に奢ってもらう

前回、お金が貯まっていることは重要じゃなくて、お金を自由に生み出せるスキルを持っていることが重要という話を書いた。

以前、何かの記事でお金がないと生活できないっていう概念についてホリエモンが「お金ないんだったらご飯奢って貰えばいいじゃん。」「ツイッターで誰かご飯奢ってって呟けばいいじゃん。」というようなことを言っていた。

そして、今日このブログを見つけた。

話の内容はこうだ。

空港を間違えてツアー予約した飛行機に乗り遅れたため、新たに3万円支払って別便に乗った。

現地に着くと旅行会社から連絡が入り、行きの飛行機に乗れないと帰り予約の飛行機も自動キャンセルになるシステムだと知る。

航空券を調べてみると59,357円。死んだ。。。

そのため、Polcaで投げ銭59,357円を募ったところ、たった30分で集まった!!

Polcaとはやりたいことをアップして、友達から支援金を簡単に集めることができるサービスだ。

この八木さんの事例って、今の価値観を感覚で理解することができるなぁと思う。支援した人たちは「八木さんを助ける体験」に様々な価値を感じてる。

それは「関わる面白さ」だったり、「喜んでもらいたい」だったり...

支援金に対するお返しが「笑顔で帰国します」だから、雑味無しに純粋にこの「価値」の面白さを感じることができる。

批判する人たちも少なくない。たぶん、支援に対してのメリットがモノとかサービスとか明確じゃないから「公平じゃない」と感じるのだろう。自分のミスなのに他人に頼るのは不公平、だから面白くないと感じる。これもそれぞれの価値観だから自然に起きることだろう。

ただ、これからは圧倒的に八木さんが持つような「価値」がますます注目されていくと思う。ネット上に自分の人間性を積み上げることをしない人が、あらゆる面で貧しくなっていく時代じゃないかな。

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