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性的嗜好の話①


私の性的嗜好は、まず初めにネクロフィリアであることが大前提である。何が大前提だっ!となるのも無理はなく、危険人物扱いされるのも無理はない。それなのに生身の異性とは付き合うのか、と言われれば、それら付き合う意味についても説明せねばならない。

私が好む男性像というのは、
ガタイが良いラグビー体型
またはプロレス体型である。
何故なら、骨格がしっかりしている。
つまり骨格標本に見立てると、とても良い標本になるからである。体と体を合わせてハグをするときの、骨身のぶつかる感触それら、筋肉皮膚の喜びを直に感じられる。なので太ってる体型、横にも縦にもデカい、見栄えする異性を良しとしていた。それは女性に対してもそうで、むちむちとしていて骨太だと尚良しだな、なんて思う。

そして私が好む異性の年齢層が、なぜ歳上を好むか。これはもうお分かりだろうが、死に近い立場だからである。メメントモリ的立ち位置として見たとき、真っ先に駆けつけれる存在だから。40〜60歳なんて、もうその通りである
壮年の顔立ち、刻まれたシワと落ちくぼみ腫れっぽい涙袋、手の甲や首筋に浮き上がる血管の樹木達。もはや脳も衰え、デリカシーとモラルをどこかに置き忘れ誰からも相手にされず、死神だけが仲良く肩を組む、そんな年増の男は正に良い。卑屈っぽく、自信の無さが滲み出る程に、私の性感は堪らなく刺激されるのだ。
ただ私自身が年増になったら、好みも変わるのだろうなと最近つくづく思う
ネクロフィリアであるからこそ、好む視点も違う上に、色々とツマづいたりもした。だからといって、ネクロフィリアが治る訳でもない‥もしかすると無性愛的なところが、自分にあったりするのかもね

続く


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