ある程度、大人になると当時の子供の頃感じた怖さというのが無くなり、一定の知見を得ると恐怖心というのは感じなくなる。知識を得るというのは恐怖心とは反対の意味で、恐怖心とは未熟さである。
悪く言えば優柔不断。しかし曖昧という揺るぎにこそ、情緒があり、風情があり、人としての在り方を見出だせるんだよ。揺蕩い、時に見失い、見損ない、自己の嫌悪を、得てして、人としての揺るぎやすさには、我々の心さえも揺さぶる感動が存在する。
貴方がどう望むかなんて、知らない。私も私の望みを知らない。知らないほうが幸せなんだ。望むなんて、そんな贅沢な気持ち、早々に捨てちゃえば気が楽なものよ
それでいいんだと、頷いたのは、 まず女である自分。 それを良しとし、幸せと捉えたのは、 男である彼である。 彼は私に、1とキッパリ手渡す。 これが当分の生活費。安い安くないの価値観は、 自分の若さの叩き売りと、 自己嫌悪からの破滅願望。 愛のないsexをしてみたい。 性処理人形のように、私は無機物となる。 冷徹なまでの、凍えた瞳の奥。 その更に奥に、透けて見えるのは シミだらけの、天井。 星星の明るさなんて、無くて、 ただ罪の数を計算するみたいに、 天井のシミを、1つ2つと
久々に、会った貴方に、悪意の影すらない屈託のない笑みを見せられたならば、わたくし貴方を好いてしまいます。寂しかったなんて言う、わたくし、どうしようもない馬鹿な人間です。ごめんなさい
私達は、とっても仲の良い夫婦で御座います。 こうして婦人雑誌に、取り上げられるなんて まぁ光栄の極みです。 私の名前は、野辺雅恵、夫は野辺昭夫と申します。 歳の差婚で、私が32歳で彼は58歳です。 実は、私たち夫婦は、ちょっと前までは、 離婚を考えた程なのです。 やはり有り勝ちな、理由でしょうね。 夜の営みが思うようにいかないのです。 夫は、射精障害を患い、勃起不全ですらいました お恥ずかしい。 でも私(ワタクシ)その程度で、 熱が冷める女じゃあ御座いません。 夫への愛情は確
ゑ酔なので、缶缶の酒でフンワリとさせては、インスピレーションという悪ふざけを閃くのです
私の名は、佐々木桐絵と云い。 本名である一部をもじり、桐絵と名乗っては、 名の売れない画家として細々ながら活動していた。 そんな私に転機が訪れたのは、そうあれは夏が始まろうとして、妙に蒸し蒸しとした暑さを覚えている。6月頃である。 彼の名は、東山すすムと云い、下の名前は他にない珍しい名前で、一度目にすれば、忘れられないインパクトがある。 彼との年齢の差は、35歳差。 私が26歳、そして彼は63歳である。 東山さん、いえ東山先生は画家歴が長く、メディア露出もあれば、デザイナーで
書かなきゃいけないことや、やることが多い
私の書く小説は、フィクションとノンフィクションどちかが混ざってます。果たして、ノンフィクションでしょうか、フィクションでしょうか
骨組みが折れて盛り上がった傘を、見ると、開放骨折をしようと皮膚から盛り上がる折れた肋骨、腕の骨を彷彿とします。
鳴かず飛ばすの、名を売って。正に自己酔狂者よと、それが私、ゑ酔です
子持ちししゃもの雄と、それを強請る強欲女
自分の生まれを呪うじゃなし、まして己を呪うなんて浅ましい事この上なく、それでもこの身を呪わねば保てない自分自身。なお怨めしい。
今の日本ってロシアぽいな、政治は頼れない、若者は自殺するし、なんだか目に入る全てがディストピア的な憂鬱さを湛えてる