見出し画像

モネ 連作の情景 に行こう! @ 大阪中之島美術館

2024年2月10日〜5月6日まで大阪中之島美術館で『モネ 連作の情景』が開催中。
展示73作品が全てモネの作品というなんとも贅沢な展覧会。
展示作品も様々な美術館から借りているから開催まで大変だっただろな。
円安だし。

平日でもすごい混んでるよ、と友達に言われ覚悟をしていきました。なお私は土曜日の12:45に入場。ランチタイムだからか、そこまでの混み具合でもなく。ただ、見終わった14:30はめちゃ混んでて、チケット購入にも長蛇の列が。

西洋美術オタクのわたくし。
んで、結構モネが好きなわたくし。
僭越ながら、「めっちゃよかったわぁ〜」を3つ!


1、霧のイギリス

今回の展覧会ではいくつかの作品で写真OK。

『ウォータールー橋、ロンドン』 左が夕暮れ、右が日没

色が全然違う。夕暮れと日没ってこんなに色が違うもんなん?
というか夕暮れと日没って些細な差のような気がするし、夕暮れの方は雨でも降ってたんやろか。
でも雨が降っていたならタイトルに雨って入りそうやし。
謎、謎、謎。。。

「イギリスやから霧がかかってるんやろか•••」
と後ろの人の声が聞こえまして。
ほほう、なるほど。その発想はなかったかも。
来年1月にロンドンに行くので、ウォータールー橋が夕方から日没にかけてどんな色彩の変化をするのか、実際に体験しようと思った今日この頃です。

2、やはり積みわら

モネの連作と言えば、やはり積みわら。
ころっと、ポテっとしていてフォルムが可愛い。
3月26日から展示開始の積みわら作品もあるようで、もう1回行こうかな?

3つの中で一番のお気に入りは『積みわら』。
よ〜く観察すると積みわらに背中をあずけてのんびりと休んでいる二人の人物が。
積みわらには柔らかい木漏れ日がさしこんでいて、ゆったりした優しい時間が流れています。

残念だったのが、全ての積みわら作品がグッズになっていなかったこと。
せっかくの“連作”展覧会だから、連作グッズが欲しかったかも。
積みわら連作マグネットとかどうですかね?

3、睡蓮いろいろ

モネと言えば睡蓮。展覧会最後のエリアは睡蓮部屋。
日本の美術館も睡蓮作品を結構持っているのは知らなかったです。
睡蓮の花の描き方も作品ごとに異なっていて目が楽しい。

私のお気に入りは一番右の作品。紫がキレイ。

絵の具の厚みとストロークのニュアンスで睡蓮を表現しているところがファン・ゴッホぽいなって思いました。

ファン・ゴッホ『夜のテラス』のランタンみたいにニュアンスで表現
(クレラー・ミュラー美術館蔵)

今回展示されていた睡蓮作品はファン・ゴッホ没後の制作年でした。モネとファン・ゴッホの関係も気になるところ。そういう本とか論文ありそう。読んでみようかな。

モネの作品って観てても疲れないというか、“観る”より“眺める”という印象を持っています。作品の目の前に座って、日長ぼーっと眺めたい。

私と同じような人がもしいましたら!
次の2美術館もモネの作品(結構大きい)を常設で展示されていて、ぼーっとできます。

1つ目は大山崎山荘美術館

2つ目はオーランジュリー美術館(ほんまにオススメ。パリだけど•••)

なんかオーランジュリー美術館に行きたくなってきました。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございます!Dank je wel !


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?