ANISHI

大学時代、美術史の勉強しておりまして。17世紀のオランダ美術オタク。 美術館・展覧会の…

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大学時代、美術史の勉強しておりまして。17世紀のオランダ美術オタク。 美術館・展覧会の「ここ、おもろ〜」「ここ、すご〜」をのびのび気ままに徒然なるままに。

最近の記事

グラナダへ行こう! Renfe道中膝栗毛

マドリード。 1週間のバカンス。 海外旅行に行けるようになって本当に嬉しい。 円安は、まぁ大変だったけど(苦笑) グラナダまでの日帰り旅。 道中もしっかり楽しみました! 1、グラナダ行きは2階から。 アトーチャ駅からいざグラナダへ。グラナダへはAVEというスペインの新幹線で行きます。マドリード⇔グラナダを1日3往復しており、日帰り旅でも十分にグラナダを楽しめました! ちなみにAVEのチケットはOMIOで事前に購入。日本語のサイトもあるので安心です。スマホアプリ版もあり

    • スーラ―ジュと森田子龍 に行こう! @兵庫県立美術館

      2024年5月19日まで兵庫県立美術館で『スーラ―ジュと森田子龍』が開催中。 コロナのせいで2回も延期となり、やっと開催にこぎつけた展覧会だそうです。 スーラ―ジュも森田子龍も誰だ? という状態で行きましたが、とても楽しめました。 僭越ながら、私の中での「なるほど~!」を3つほど! 1、絵画とは、 書とは、 スーラ―ジュも森田子龍も誰だろう、という私。 スーラ―ジュは「画家」で森田子龍は「書家」。 絵画と書がどう結びつくのか疑問でしたが、森田子龍は「前衛書」と言われる

      • モネ 連作の情景 に行こう! @ 大阪中之島美術館

        2024年2月10日〜5月6日まで大阪中之島美術館で『モネ 連作の情景』が開催中。 展示73作品が全てモネの作品というなんとも贅沢な展覧会。 展示作品も様々な美術館から借りているから開催まで大変だっただろな。 円安だし。 平日でもすごい混んでるよ、と友達に言われ覚悟をしていきました。なお私は土曜日の12:45に入場。ランチタイムだからか、そこまでの混み具合でもなく。ただ、見終わった14:30はめちゃ混んでて、チケット購入にも長蛇の列が。 西洋美術オタクのわたくし。 んで、

        • 村上隆 もののけ 京都 に行こう! @京セラ美術館

          2024年9月1日まで京都市京セラ美術館で『村上隆 もののけ 京都』が開催中。 (展示期間、約半年。長いなっ!) 村上隆の日本での8年ぶりの個展。 新作あり、京都っぽさあり。 アートオタクのわたくし。 僭越ながら、「ここ、すごっ!」という作品を3つほど! 1、ドクロを探せ! 最初に目に飛び込んでくるのは、『洛中洛外図』。 この展覧会のための新作で、13mにも及ぶ大きな作品。圧巻です。 展示エリアの床には華麗な流水紋。ただし奇抜なカラーでこだわりたっぷり。 作品はご本家

        グラナダへ行こう! Renfe道中膝栗毛

          マドリードに行こう! @ソフィア王妃芸術センター 余談

          マドリード。 1週間のバカンス。 海外旅行に行けるようになって本当に嬉しい。 円安は、まぁ大変だったけど(苦笑) 西洋美術オタクのわたくし。 ソフィア王妃芸術センターの余談として”ここもイケてるわ〜”という単なる感想。 ちなみに本編はこちら。 1.なんだ!この巨大彫刻は!? 別館入り口付近に突如出現する巨大彫刻。 アメリカの現代アーティスト・リキテンシュタインの『one stroke』 まさしく“一筆”。ダイナミックすぎる。。。 アメリカの現代彫刻がなぜスペインの

          マドリードに行こう! @ソフィア王妃芸術センター 余談

          マドリードに行こう! @エル・エスコリアル修道院

          マドリード。 1週間のバカンス。 海外旅行に行けるようになって本当に嬉しい。 円安は、まぁ大変だったけど(苦笑) 西洋美術オタクのわたくし。 エル・エスコリアル修道院の”ここがすごっ!”を僭越ながら3つほど。 ちなみにマドリードに行ってのMY BESTはこのエル・エスコリアル修道院でした。もっと有名になってもいいのになぁ。 1、そもそもの建築美 Renfeの近郊線に揺られて30分。 マドリード都市部から郊外に向かうにつれて、車窓の風景が田舎のそれへと移り変わる。進行方

          マドリードに行こう! @エル・エスコリアル修道院

          フランク・ロイド・ライト展に行こう! @豊田市美術館

          2023年12月24日まで豊田市美術館でフランク・ロイド・ライト展が開催中。 帝国ホテル2代目本館竣工100周年を記念した展覧会。 スケッチ、図面、写真、模型、素敵な椅子の数々。ライトの建築家としての生涯を学んできました! キャプションも丁寧で、学芸員さんの「伝えたい!」という気持ちがすごく伝わる展覧会。チケットも1,400円とリーズナブルだなぁ。 ✴︎午前中に行くことをオススメします! 理由は•••のちほど。 西洋美術オタクのわたくし。 椅子マニアなわたくし。 僭越な

          フランク・ロイド・ライト展に行こう! @豊田市美術館

          テート美術館展に行こう! @大阪中之島美術館 余談

          2024年1月24日まで大阪中之島美術館でテート美術館展が開催中。 “光”をテーマにした作品を近代から現代アートまで取り揃えた贅沢な展覧会。 西洋美術オタクのわたくし。 僭越ながら、「ここがおもろい!」というただの感想。 今回は余談。本編はこちら↓ 1.展覧会初手、その作品でいいのか? 展覧会の最初の作品って結構重要。その展覧会の“顔”だし、入場して間もないから、みんな元気でしっかり作品を観てくれる。 ここで「おっ!」と思わせたら勝ち。音楽のイントロみたいな感じ。イン

          テート美術館展に行こう! @大阪中之島美術館 余談

          テート美術館展に行こう!@大阪中之島美術館

          2024年1月24日まで大阪中之島美術館でテート美術館展が開催中。 “光”をテーマにした作品を近代から現代アートまで取り揃えた贅沢な展覧会。 西洋美術オタクのわたくし。 僭越ながら、「めっちゃよかったわぁ〜」という作品を3つ! 1.ダービー 『トスカーナの海岸の灯台と月光』 光の表現が一番美しいと思ったのは ダービーの『トスカーナの海岸の灯台と月光』 “光”というと、どうしても太陽光を思い浮かべて、昼の表現を考えてしまう。この作品は唯一月光を描いていて、ハッとさせられ

          テート美術館展に行こう!@大阪中之島美術館

          海外旅行 持ち物のヒント 食事編

          海外旅行のパッキングは「腕の見せ所」と思っている私。 これまでの海外旅行経験で ・旅行サイトにはあまり載っていない ・持って行ってよかった~ と個人的に思っているものをちょっぴりご紹介! 今回は食事編。 現地の食事を楽しみつつ、お安くあげたいし、おいしいものも食べたい。 でも、たまにはお米も食べたい。人間ってわがまま(笑) ちなみに洗濯編はこちらから。 1.無印の食べるスープ ・具だくさんで、満足度が高い。 ・種類が豊富で飽きない。 ・軽くて持っていきやすい。 毎食

          海外旅行 持ち物のヒント 食事編

          海外旅行 持ち物のヒント 洗濯編

          海外旅行のパッキングは「腕の見せ所」と思っている私。 これまでの海外旅行経験で ・旅行サイトにはあまり載っていない ・持って行ってよかった~ と個人的に思っているものをちょっぴりご紹介! 今回は洗濯編。荷物を減らすには旅先でも洗濯するに限ります。 1.飲むR-1容器に粉洗剤を入れる 海外旅行では液体を持っていくのが難しいことも。なので昔懐かしの粉洗剤の出番。ホテルの部屋の洗面台で衣類を手洗いするときに大活躍している。飲むR-1の容器が小さくて、こぼれないし、 ちょうどいい

          海外旅行 持ち物のヒント 洗濯編

          マドリードに行こう! @ソフィア王妃芸術センター

          美術館に行くと体力的に疲れませんか? 私は足腰にきます。 今夏、マドリードのソフィア王妃芸術センターに行って。 見終わるのに6時間かかった!6時間‼️タフネスの発揮しがいがある。 私は西洋美術オタクなので6時間かかりましたが、美術館に6時間なんて!という人の方が多いと思うので、僭越ながらこの作品はぜひ見てほしいという3作品を私の偏見のもと紹介します。 1、ピカソの『ゲルニカ』 ピカソの『ゲルニカ』は外せない。というか『ゲルニカ』を観にいく、という人がほとんどだと思う。

          マドリードに行こう! @ソフィア王妃芸術センター

          美術館はタフネス! ガウディ展@佐川美術館 余談

          「ガウディとサグラダ・ファミリア展」に行ってきた!池で囲まれた佐川美術館は水面に映る景色が時間とともに刻々と変化する美しい美術館。 西洋美術オタクの私。2023年はスペインに縁がある私。 僭越ながら“ガウディ展・ここに注目!”を私の偏見のもと紹介します。 今回は余談です。本編はこちら☟ 1.ゴシック建築の尖頭アーチってすごかったんや! サグラダ・ファミリアでは12世紀後半のゴシック建築の特徴「尖頭アーチ」をさらに発展させたガウディ考案「パラボラ・アーチ」が使用されてい

          美術館はタフネス! ガウディ展@佐川美術館 余談

          美術館はタフネス! ガウディ展@佐川美術館

          「ガウディとサグラダ・ファミリア展」が佐川美術館で2023年12月までおこなわれている。佐川美術館は琵琶湖のほとりにあって、あの佐川急便が運営している美術館。 大阪駅からJ Rとバスで1時間15分。 意外と近いなという印象。でも大阪から滋賀って考えると遠足。 やっぱり美術館に行くのはタフネスが求められている。 西洋美術オタクの私。2023年はなぜかスペインに縁がある。 僭越ながら“ガウディ展・ここに注目!”を私の偏見のもと紹介します。 1.曲線美 ガウディは、自然界の造

          美術館はタフネス! ガウディ展@佐川美術館

          美術館はタフネス! プラド美術館 マニアック編

          今夏、マドリードのプラド美術館に行った。見終わるのに7時間。 7時間!!でも足りない。あと3時間は必要。 タフネスの発揮しがいがある。 私は西洋美術オタクなので7時間かかったが、美術館に7時間なんて!という人の方が多いと思うので、僭越ながら“プラド美術館・ここに注目!”を私の偏見のもと紹介します。 今回はマニアック編。そこ~?!みたいな感じ。 ※正統派編はこちらhttps://note.com/preview/n0df8e4ed541f?prev_access_key=c7

          美術館はタフネス! プラド美術館 マニアック編

          マドリードに行こう! オススメお土産編

          今夏、1週間マドリードに滞在。旅行先でお土産を買うって楽しいよね。 買ってよかったお土産をご紹介。 1.ご当地立体マグネット 自分用のお土産として、旅先ではご当地マグネットを買うことにしている。 帰国したら冷蔵庫に貼って。そのマグネットを見ると旅行の楽しかった思い出が、ふわっと浮かんできて。幸せな気持ちになれる。 今回はマドリードとグラナダに行ったので、それぞれ購入。 露店のお土産屋さんで2ユーロくらい。マグネットって何個あってもいい気がするのは私だけ? 2.レトルト

          マドリードに行こう! オススメお土産編