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Paris:Anizine(無料記事)

去年の10月に久しぶりにパリに行ったときは少し気分が高揚していたけど、今回はいつも通りの日々。特に何もやることがなく、ただひたすらカフェでコーシーを飲んで、美味しいものを食べに行くだけ。

前回と同じで機内食は『レフェルヴェソンス』。機内でこれくらいのクオリティのものが作れるということに毎回驚く。前回食べたサーロインをもう一度確認のために食べてみたが、やはり美味しい。

着いた日から三日間は小雨が降っていて寒く、体感温度は0℃を下回る感じだった。パリやニューヨークのような都会の面白さは「何もやることがない人々」を見ることなので、こういう状況はちょっと辛い。みんな、目的地に向かって足早に歩いているし、公園の芝生でのんびりしている人が見られる春や夏とは違っている。

みんな重装備

ホテルは前回気に入ったので同じところ。野暮ったくて古くて、いい。

ルーブルのcafe Marlyでしっかりした朝食。

CRIMSONのLindaに会いに行く。

マレの45Rに行く。新人の店員が製品の説明をしてくれたが「俺は知っているよ」と、過去に15年近く45Rの仕事をしていたことを告げる。俺が撮影していた頃のカタログを見ていたようで「あなたがあの写真を撮っていた人か」と言われる。

yohji yamamoto 2023
ヨウジさん
大森さん、ありがとう

今回はメンズのファッションウィークで、10月に続いてヨウジヤマモトのショーに呼んでもらった。

CFCL

CFCLはショーではなくバイヤー向けの展示会だったが、服のクオリティが高く、興味深かった。一緒に行った安里紗さんとランチをしたりカフェに行ったり。楽しかった。

Odeonの『Biën;』

ファッションウィークの取材で大忙しの後藤さんとは出発の羽田空港でニアミスしたんだけど、現地では会えないと思っていた。奇遇にも街中で会う。

寒いので適当すぎる重ね着

慎平ちゃんの『Bistro S』はタイミングが悪く行けなかったんだけど、サントノレでばったり会う。その日の夜に自宅に伺うことになり、Bistro Sの味を堪能することが出来た。

そのあと、みんなでポートレート撮影大会をして楽しい夜を過ごした。

というわけで、次はいつ行こうかな。


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Anizine

¥500 / 月

写真家・アートディレクター、ワタナベアニのzine。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。