「数字に価値はないが、そこに数字はある」ロバート・ツルッパゲ

ある人から、ソーシャルメディアのフォロワー合計を聞かれました。インフルエンサーでもないからあまり気にしていませんでしたし、複数のプラットフォームで重複してフォローしている人も多いはずです。つまりユニークアカウントではなく「のべ」の数字でしかわからないことから、合計の人数にさして意味はないとわかっています。

今日までのフォロワーを合計してみると、70,118人と出ました。大分県日田市の人口とほぼ同じくらいだそうなので、大分市議会選挙に出れば当選するかもしれません。実際には大分で知名度がないのでそうはならないんですけれど。

私のフォロワー数を調査していた人が、自社製品をインフルエンスできるか試しているようですが、こちらから何かをやりたいとお願いしたわけではないのでどうなろうと気になりません。宣伝とか広告という世界が苦手なので、できれば関わりたくないというのが正直なところです。

数100万フォロワーの圧倒的な知名度を持つ人だけが言っていいことがあると思っています。社会への影響力というのはビジネスの武器ですから数の論理が機能するのは当然です。だから私は7万人程度（それも重複した）の人々へのミニコミ誌に書くようなことだけを言っていればいいのです。数百人のフォロワーしかいない人が、「EUの経済政策はまったく間違っている」などと持論を展開しているのを読むと、約5億人の人口を抱えるEUの苦悩の何がわかるのだと感じます。まずあなたが5億人のフォロワーを獲得する努力をした方がいい、と。

そこで、やはり！