見出し画像

数センチの差:写真の部屋


とにかくいつでもカメラを持っています。傘をさしていても持っている。で、信号を待っているヒマな時間にはこういうどうでもいいモノを撮っているわけです。これは別にいい写真でも何でもないんですが、たとえこんなモノを撮るときでも、「もしこれを写真集に載せるとしたら」「2メートルに引き延ばしてギャラリーに飾るとしたら」と思って撮っています。

写真は『世界のすべてのコンディションを等価』にしますから、この絶景で撮るとバエる傑作が撮れる、というような単純なことではないのです。そこで次の写真を見てください。

ここから先は

303字 / 1画像

写真の部屋

¥500 / 月

人類全員が写真を撮るような時代。「写真を撮ること」「見ること」についての話をします。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。