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安っぽいレンズ:写真の部屋

重くて大きいレンズはスタジオで使い、ロケに持っていくのは軽くてコンパクトなものです。ですから同じ焦点距離のレンズは必ず2本以上所有しているのですが、あるときとても軽くて安いレンズを買ったとTwitterに書いたことがあります。すると知らない人から「そのレンズ、色収差と歪みで使い物にならないっすよ」とコメントが来た。

今、説明したように仕事で使う機材にはすべて意味があります。状況や仕上がりによって使い分けていますし、もちろんそのレンズに収差と歪みがあることくらいは教えてもらわなくても知っています。私は美術品の正確な複写のような仕事をしているわけではないので、レンズの描写性能などよりもコンパクトさが優先される場合は、軽い方を選択します。

さらに驚いたことがあるのですが、彼がここを読んでいると困るので定期購読メンバー限定にします。おそらく彼は有料の記事を読むタイプではないと感じたので安全策です。

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写真の部屋

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人類全員が写真を撮るような時代。「写真を撮ること」「見ること」についての話をします。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。