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ウワサのサンショウウオ

檜枝岐村では、6月になると1カ月間ほどのあいだ、山の中の沢でサンショウウオ漁がはじまります。裁ちそば(つなぎを使用せず、重ねたそばを布を裁つように切る檜枝岐独特の製法で作るそば)、はっとう(そば粉ともち米を練ってゆで、えごまやきな粉をまぶしたもの)などと並び、サンショウウオの天ぷらは、檜枝岐村の伝統的な「山人(やもーど)料理」のひとつ。

昨日、檜枝岐村の山旅案内所にも、今年のサンショウウオが届きました。動いている姿を見るのは、正直はじめて!尾瀬ヶ原の池塘に生息している、アカハライモリにも似ている印象です。

ハコネサンショウウオは、檜枝岐村では昔から漢方薬の原料として貴重な地場産品。サンショウウオ漁を行った沢は、その後2年間休ませて、資源の保護を図ってきたそう。

サンショウウオの保管方法は、乾燥に気を付けながら冷蔵庫に入れたり、冷凍庫で凍らせたり。冷凍庫に入れるとサンショウウオは冬眠するらしく、解凍するとまた動き出すんだとか!

山人料理以外に、もうひとつ。名物・サンショウウオジェラートもあります。サンショウウオの燻製が、豪快に刺さっています!ミニ尾瀬公園で買うことができるので、興味のある方はぜひお試しください^^

※地元の人曰く、踊り食いをすることもあるんだとか、、、


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