働く理由で結婚

最近地元の同級生がちらほら結婚していく。とてもめでたいことだ。
で、彼ら彼女らと話すと、少し寂しい気持ちなる。

なぜなら、そこが全てのゴールであるように話、今後や未来について同じ目線で語れない?語らない?からだ。
自分がこういうこともこういうこともしてみたい!
もっとこうなりたい!などの話をすると、「そこまで考えてすごいね!」と言われる。

そうじゃない。そういうのを求めてない。もっと深く話そうぜ。。という気持ちになる。

そして、新郎新婦に考えていることや仕事、プライベートもそうだけど、話を聞く感じ学生時代がピークで、結婚して安定して、、といったニュアンスの話題しか出てこない。

特に仕事について話を聞いても、なんだか楽しくなさそうというよりワクワクして働いていない。
「福利厚生がどーだ」とか「上司がポンコツだ」とか

で、そもそも何でそんなにみんな結婚したいんだ?という疑問がある時沸いてきた。
もちろん付き合って、いいタイミングになったら結婚したらいいと思うんだけど、なんで早く結婚したいとか思うのだろうか?と疑問だった。

先日、大学時代の友達と久々に遊んでいる時にその理由の一つに気がついた。

「俺早く結婚して子供が欲しいんだよね。」
「なんでそんな早く結婚して子供欲しいん?」
「子供がいたら働く理由ができるじゃん。」

「なるほど!!!」
そういうことか!
多くの人は仕事=「自己実現」「人類のミッション」とかではなく、仕事=「お金をもらうこと」としか認識していない。
だから別の意味が欲しい。

そのためには、「奥さんを養う」とか「子供のために働く」とか別の意味合いが必要なのか!
そうすると仕事に対して別のモチベーションが生まれて、自分の仕事に対する向き合い方を肯定することができる。

これだ!
と感銘を受けた。

もちろん全員が全員そうではないと思う。
でも多くの人は、何となく仕事して、何となく結婚して、その意味合いを当てはめてるんじゃないだろうか?と思う。

そしてそれが日本人でマジョリティーだから自分もそうすれば、大丈夫というどこか周りに合わせているのもあるのだろう。

この理由が自分の中ですごいしっくりきた。
別にそれが悪いことではない。ただ疑問だった。
そして、自分はその仕事に対する意味合いのすり替えが起きないように、仕事へ向き合っていきたいと思う。
自分の「why」を人生と仕事に重ね合わせ、常にそこを見失わないように。結婚したとしても。

と、結婚に乗った別の意味を発見したのでしたとさ。

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