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インド人との国際結婚手続き 独身証明書(Bachelorhood Certificate)の入手

ハローナマステどうもインド人嫁です。

私は2018年にインド人男性と結婚した日本人女性・はづきです。
実は昨年、夫アンキットと結婚をする際にこんなにも手続きが面倒なものだと初めて知りました。相手の国によっても異なりますが、インドは難易度が最大レベルに難しい国です。情報収集の段階で区役所や弁護士にも問い合わせをしてみましたが、日印の婚姻手続きについて詳しく知っている方はかなり少なかったのです。しかも、ネットで調べても手続きのことを書いているブログは非常に少なく、あったとしてもだいぶ前の内容でした。
しかし、参考になりそうな情報が極めて少ない中で、私たちは1年ほどかけてやっと全ての婚姻手続きを終えることができました。そこで、私たちが直面した数々の問題や失敗談をもとに、インド人との結婚を考えている方に情報をシェアしようとブログを始めました。ブログではいつも様々な話をしていますが、今回はインド人との国際結婚手続きについてまとめています。
まだ過去のブログを読んでいない方は インド人との国際結婚手続き 01から順に読むことをおすすめします。過去ブログは全てアメブロnoteのマガジンにアップされていますが、今回だけはプライベートな内容も含むことから途中から有料記事にしています。

※過去の記事も含め、無断転載や一部抜粋などはご遠慮ください。

過去の記事はこちらから全て読めます

・通称「独身証明書」とは
今回は独身証明書の内容について書き記しています。
日本の区役所へ提出する婚姻書類に必ず必要なのが、いわゆる独身証明書です。私たちは独身証明書は2種類必要だと聞きました。(詳細は過去のブログを参照)本人の宣誓供述書(SWORN AFFIDAVIT)と、第三者(親族)の宣誓供述書(Bachelorhood Certificate)です。ちなみに通称は「独身証明書」と言っていますが、正確には証明書ではなく宣誓供述書です。結婚する本人または家族が、独身であることを宣誓している書類なので、公的機関などが証明したものではありません。インドでは独身証明書というもの自体が存在していません。そのため、弁護士などの公証人に依頼して自分たちで作成しなければならないのです。そして、ただ書類作成をすればよいのではなく、様々な場所での承認印が必要となります。

今回のnoteには、私たちが提出した第三者(親族)の宣誓供述書(Bachelorhood Certificate)の英文と日本語訳を記したサンプルフォームを書きました。個人情報が多くプライベートな内容を含むので、固有名詞などは省略して記載しています。

前提

ここに記載することは、あくまでも自分たちの経験に基づいてまとめています。インドの州によって証明書など書類の形式も変わりますし、日本のどこの自治体に提出するかによって内容も違います。そして情報は更新されていきますので、これから変更点が出てくるかもしれません。全部が同じとは限りませんのでご注意くださいね。

このnoteを書こうと決意した経緯

今回は過去のブログには書ききれなかった事をまとめています。というのも、この国際結婚手続きのブログを読んで下さっている方から連絡があり、もう少し詳しく教えて欲しいとご要望を頂いたからです。それでアンキットも一緒に直接お電話でお話したのですが、特に第三者(親族)の宣誓供述書(Bachelorhood Certificate) の内容について詳しく知りたいとのことでした。インドで発行(作成)する独身証明書にはどういう内容を記載するのか?という質問です。実際私たちも同じ問題にぶち当たっていたのですが、独身証明書には個人情報が多くブログには書きづらいこと、そしてこれが完全に正しい内容という訳ではないこと、この2つの懸念があり、今までブログには書いていませんでした。でも、やっぱりこの内容は知りたい人が多いんだなと実感したので、詳細を書き記します。実はこのnoteをまとめるのに数ヶ月かかってしまいました…(ブログにアップするかどうかで夫と口論にもなりました。笑)長文になりますが独身証明書の内容が知りたい方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
また、ブログ読者の方とお話をする機会があり、ブログが参考になっていると聞いてとてもうれしく感じています。ありがとうございます!

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