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3種の読書

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「3種の読書×1000日」の記録
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2023年4月の記事一覧

3種の読書【120/1000】

3種の読書【120/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
篠田鉱造「大道芸術女砂文字の死」
メモ:その昔は、酒のせいで不慮の死を遂げるケースが、今では考えられないくらい多かったんだろう。

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
ウィリアム・シェイクスピア「真心と真心との交わりに」
メモ:如何に、自分を維持し続けられるか。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第120夜(2000/8/31) 馬場孤蝶「明治の

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3種の読書【119/1000】

3種の読書【119/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
柳田國男「河童」
メモ:表現がリアルすぎて、河童(川童)が出てきそうだ。

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
ウィリアム・シェイクスピア「波が浜辺に打ちよせるように」
メモ:一瞬たりとも無駄にできないという「時間」の大切さを学ばされた。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第119夜(2000/8/30) 益富寿之助「カラー自然ガイド・鉱物」

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3種の読書【118/1000】

3種の読書【118/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
萩原朔太郎「死なない蛸」
メモ:自分を食べ切る動物、仮にあったとして、口にあたる部分はどうなる?

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
ウィリアム・シェイクスピア「静かな想いにさそわれて」
メモ:辛い思い出は記憶から消せない。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第118夜(2000/8/29) 世阿弥元清「風姿花伝(花伝書)」
メモ:「ただの芸能

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3種の読書【117/1000】

3種の読書【117/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
内田百閒「雞鳴」
メモ:雞は鳴くのが仕事と言える。

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
クリストファー・マーロウ「若き羊飼いの恋歌」
メモ:今でも、(ヨーロッパ)アルプス山麓の集落あたりで起こりそうな光景だ。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第117夜(2000/8/28)モーリス・ルブラン「奇巌城」
メモ:「ここにはもっともっと痛快な根本矛

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3種の読書【116/1000】

3種の読書【116/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
きたやまようこ「けんか」
メモ:「犬は たいてい しなくても わかる。」

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
マイケル・ドレイトン「仕方がないんだ」
メモ:「病人」を「生き返らせる」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第116夜(2000/8/25)マイケル・サリヴァン「中国山水画の誕生」
メモ:「中国人や日本人の水墨山水画に対する見方とは異な

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3種の読書【115/1000】

3種の読書【115/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
稲垣足穂「生命に就て」
メモ:「生命」はどんな「型」をしているんだろう。

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
サミュエル・ダニエル「憂いを癒してくれる眠りよ」
メモ:理由はともかく数百年も前から昼間の出来事のせいで夜、なかなか眠りにつけないことがあったようだ。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第115夜(2000/8/24)永沢光雄「風俗の人

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3種の読書【114/1000】

3種の読書【114/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
寺田寅彦「すっぽんの鳴き声」
メモ:すっぽんと梟に限らず、鳴き声を聞き分けることが難しい組み合わせはいくつもあるだろう。

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
エドマンド・スペンサー「薔薇の歌」
メモ:薔薇に限らず、凋んだ花に摘む価値はないのか。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第114夜(2000/8/23) 市古貞次・浅井清・久保田淳・篠原

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3種の読書【113/1000】

3種の読書【113/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
W・B・イエイツ「声」
メモ:「声」についていくか、「顔」についていくか。

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
高村光太郎「あどけない話」
メモ:都会の空と地方の空は違う。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第113夜(2000/8/22)ニコライ・ゴーゴリ「外套」
メモ:「諸君、『外套』を読みなさい。必ずやアカーキー・アカーキエヴィッチにな

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3種の読書【112/1000】

3種の読書【112/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
田木繁「離陸」
メモ:飛行機の離陸の仕組みを解説しているが、技術書なのか、文芸書なのか。

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
寺山修司「時間割」
メモ:キーワードが名詞ばかりだが、動詞や形容詞も同じようにすると面白そうだ。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第112夜(2000/8/21)マーク・ゲイン「ニッポン日記」
メモ:「敗戦直後の戦勝

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3種の読書【111/1000】

3種の読書【111/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
カフカ「小さな寓話」
メモ:こういった寓話が読まれたことで、某アニメは設定がわかりやすく、そのせいでロングヒットしているのかもしれない。

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
山村暮鳥「風景 純銀もざいく」
メモ:フレーズの繰り返しは何回が適度なのか・・・。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第111夜(2000/8/11)渡辺一夫「曲説フラン

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3種の読書【110/1000】

3種の読書【110/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
イソップ「造船所のイソップ」
メモ:「海」すなわち「水」が存在しなければ「船」も存在しない。

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
安西冬衛「春」
メモ:「韃靼海峡」=間宮海峡、で納得。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第110夜(2000/8/10)レイ・ブラッドベリ「華氏451度」
メモ:この取り組み(「3種の読書」)の元となる発言の主が

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3種の読書【109/1000】

3種の読書【109/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
ボードレール「どこへでも此世の外へ」
メモ:「この人生は一の病院であり、」

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
萩原朔太郎「竹」
メモ:「竹、竹、竹が生え。」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第109夜(2000/8/9)海津一朗「神風と悪党の世紀」
メモ:「実際には神風ばかりに頼ったのではなかった。地上で天上を扱っているともいうべき神社に

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3種の読書【108/1000】

3種の読書【108/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
芥川龍之介「地上楽園」
メモ:「余りに真実の幸福に溢れすぎている」

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
北川冬彦「ラツシユ・アワア」
メモ:意外とたくさんの人が切られているのでは。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第108夜(2000/8/8)高野文子「絶対安全剃刀」
メモ:「日本男児を心する二人の美少年に託してアンビバレンツな感覚を描いた

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