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3種の読書

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「3種の読書×1000日」の記録
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2023年5月の記事一覧

3種の読書【151/1000】

3種の読書【151/1000】

(1)ロバート・シャパード/ジェームズ・トーマス編
「SUDDEN FICTION 超短編小説70」 より
ジェーン・マーティン「バトン・トゥワラー」
メモ:「トゥワーリングというのは、神の啓示の肉体版のようなもの」

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
ウィリアム・コリンズ「夕べの賦」
メモ:「『想像』と『友情』と『学問』と潑剌たる『健康』が、にこやかに集い」

(3)松岡正剛「千夜千冊」

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3種の読書【150/1000】

3種の読書【150/1000】

(1)ロバート・シャパード/ジェームズ・トーマス編
「SUDDEN FICTION 超短編小説70」 より
ジョン・チーヴァー「再会」
メモ:「ウイスキーとアフター・シェーヴ・ローションと靴磨きクリームと毛織物と大人の男特有の臭みとが一緒くたになったような、もわっとした匂い」

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
ウィリアム・コリンズ「述懐−一七四六年の初めの頃に」
メモ:「巡礼者」「隠者」

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3種の読書【149/1000】

3種の読書【149/1000】

(1)ロバート・シャパード/ジェームズ・トーマス編
「SUDDEN FICTION 超短編小説70」 より
ドナルド・バーセルミ「ジャズの王様」
メモ:「動天驚地な光景」

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
トマス・グレイ「金魚鉢で溺死した愛猫を悼む」
メモ:「用心深く大胆になれ」、と猫に言ってもな・・・。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第149夜(2000/10/13) 高城剛「デ

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3種の読書【148/1000】

3種の読書【148/1000】

(1)ロバート・シャパード/ジェームズ・トーマス編
「SUDDEN FICTION 超短編小説70」 より
バリー・ハナ「グリーンランドでも」
メモ:「ジョンの詩」

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
ウィリアム・シェンストン「ヘンリーの旅籠屋にて記す」
メモ:「自由がそうさせるのだ、ーこの旅籠屋では。」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第148夜(2000/10/12) ロバート・キ

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3種の読書【147/1000】

3種の読書【147/1000】

(1)ロバート・シャパード/ジェームズ・トーマス編
「SUDDEN FICTION 超短編小説70」 より
アルトゥーロ・ヴィヴァンテ「カンカン」
メモ:「カンカン踊りの女」が「カンカン踊りの妻」でないところが考えさせられるところ。

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
アレグザンダー・ポウプ「汝自身を知れ」
メモ:「世界の栄光、道化、そして謎、ーこれが人間なのだ!」

(3)松岡正剛「千夜

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3種の読書【146/1000】

3種の読書【146/1000】

(1)ロバート・シャパード/ジェームズ・トーマス編
「SUDDEN FICTION 超短編小説70」 より
グレイス・ペイリー「マザー」
メモ:人間ってわがままな生き物だ。

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
アレグザンダー・ポウプ「隠栖の賦」
メモ:「幸福な人」の例示が、今も昔も変わらない。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第146夜(2000/10/10)夏樹静子「椅子がこわい」

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3種の読書【145/1000】

3種の読書【145/1000】

(1)ロバート・シャパード/ジェームズ・トーマス編
「SUDDEN FICTION 超短編小説70」 より
ロバート・クーヴァー「サドン・ストーリー」
メモ:「何もかもが唐突である」

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
ジョン・ドライデン「人民の声」
メモ:「我々の祖先は阿呆ということになる」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第145夜(2000/10/6) ジョルジュ・バタイユ「マダ

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3種の読書【144/1000】

3種の読書【144/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
筒井康隆「天狗の落とし文」
メモ:話の展開が掴めない、さらに題名と本文のつながりが掴めない。これらのことを見越して書かれているのか。

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
ヘンリー・ヴォーン「平和」
メモ:「お前に安らぎを与えうるものは、主以外にはない」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第144夜(2000/10/5) 三好一「日本のマッチラベ

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3種の読書【143/1000】

3種の読書【143/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
安部公房「二人の浮浪者の話」
メモ:「何を待っていた」のだろう。

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
ヘンリー・ヴォーン「もと来た道」
メモ:「過去を目指して旅をしたい」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第143夜(2000/10/4) 折口信夫「死者の書」
メモ:「本書は日本の女が見た古代の魂の物語なのである。」

3種の読書【142/1000】

3種の読書【142/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
グリム童話「トゥルーデおばさん」
メモ:童話の中にはホラー話もある。

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
アンドルー・マーヴェル「含羞む恋人へ」
メモ:ラブレター=壮大な神話

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第142夜(2000/10/3)コスタンツォ・コスタンティーニ編「フェリーニ・オン・フェリーニ」
メモ:「本書はフェリーニ狂いの者を半分

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3種の読書【141/1000】

3種の読書【141/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
尾形亀之助「顔がない」
メモ:寝ぼけてて手を顔にやった時に、(目鼻口などのパーツが)あるべきところにない、ということはないだろうか。

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
アンドルー・マーヴェル「バーミューダ諸島」
メモ:「主は、われらにこの永遠の春を恵給えり」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第141夜(2000/9/28)河合隼雄「中空構造

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3種の読書【140/1000】

3種の読書【140/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
芥川龍之介「剥製の白鳥」
メモ:芥川の晩年の心境か。

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
リチャード・ラヴレイス「出征に際し、ルーカスタへ」
メモ:戦地に赴く恋人に意味はともかく「浮気者」というものなど居ようか。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第140夜(2000/9/29)ルネ・ユイグ「かたちと力」
メモ:「多様な現象間によこたわる「本性

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3種の読書【139/1000】

3種の読書【139/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
正岡子規「仰臥漫録」より「九月十四日 曇」
メモ:「腹いた」の描写

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
リチャード・クラショー「炎々と燃える心」
メモ:「死の営み」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第139夜(2000/9/28)島尾新「瓢鮎図」
メモ:「それで何がわかったかというと、一枚の絵に畳みこまれた時間と空間に昏々と眠りこけていたミー

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3種の読書【138/1000】

3種の読書【138/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
永井荷風「断腸亭日乗」より「大正七年正月七日」
メモ:渡り鳥(?)と天候

(2)平井正穂編「イギリス名詩選」 より
ジョン・ミルトン「亡き妻の面影」
メモ:「昼間は私の夜へと一変した」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第138夜(2000/9/27)レーモン・クノー「文体練習」
メモ:「本書は、たったひとつの些細な出来事を、99通りににおよぶ書き換

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