今月、『白磁のアイアンメイデン』を読みました。
noteで出会ったタイラダでんさんの長編小説です。
今週１６日に第１部が完結したばかりで、私は偶然にもラッキーな時期に読み進めることができました。このアツアツの小説からたくさん元気をもらったので、感謝の気持ちを込めつつ、ファンアートを描いて応援します！

◆白磁のアイアンメイデン

ファンタスティック！　白磁の肌をした華麗なお嬢様が魅せる足さばきッ！！　気になる登場人物は、
☆ベアトリス（お嬢様・かかと落とししてる）
☆ヘリヤ（主人公・お姫様抱っこされてる）
☆フローレンス（オートマタメイド・お姫様抱っこしてる）
☆アルフレッド（執事・紅茶を淹れてる）
です！　不機嫌そうな女の子については、読んでみてのお楽しみです。

このお話には、お嬢様めちゃ強バトルがぎゅっと詰まっています。強化外骨格をまとい、強敵と対峙する緊迫感は癖になります。とにかくベアトリスの一挙手一投足がすごい！！
敵はファンタジーの王道、リザードマン、ドラゴニュート、そしてドラゴン！　自分の中で忘れていた幻想世界の熱を思い出すような物語でした。

リザードマンにかかと落としを決める女性を初めて描いたのでドキドキしています。それと個人的にはタイトルロゴが気に入っています。だんだん激しく血肉が躍っていくようにデザインしてみました。

◆遥けき東（ファー・イースト）の秘拳

ベアトリスは『薫風（クン・フー）』という武術を使います。勇敢かつ凛とした遥けき東（ファー・イースト）の技の数々……
私が一番好きなのは「世の終わり」を名に持つ絶技───獲麟（かくりん）。

『春秋』ネタきたぁー！！（孔子───安良が思う最高峰の思想家が一）

ワードチョイスが絶妙で心をくすぐられます。筆者の好きな物がたくさん詰め込まれていて、それが楽しさとして伝わってきました。
思い返せば、台詞や文章、言葉の運び方がベアトリスのいさおしを讃える語り手のようでした。

しかし、終盤に向かうほどシリアスな世界が紡がれていきます。果たしてその苦難を、いかにして登場人物たちが乗り越えていくのか……それは己の眼で確かめてみてくださいませ！

爽快アクションあり、主人公の決断あり、巨大ロボットあり、驚愕の急展開あり。邪念必滅のエキサイティングなこの小説、オススメです！

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ベアトリスはもとより、真紅の戦装束やフルプレートアーマーなど、楽しく絵を描くインスピレーションを引き出されました。でもその一方で、世界観を読み違えていないか心配が尽きません。デザインに関して至らない点が多々あるかと思います。タイラダでんさん、なにか問題などありましたら遠慮なくコメントしてくださいっ！

≪追記≫
『白磁のアイアンメイデン』作者のタイラダでんさんから、ファンアートの感想をいただきました！　ありがとうございます！！

≪追記２≫
なんと「白アメ」のマガジンヘッダーと目次に、ファンアートを採用していただきました！！！　すごい嬉しい！　描いてよかった♪
タイラダさん、ありがとうございます！！！　
みんなで読もうパルプ・エンターテインメントッ☆彡