引用文献の書き方
引用文献とは
論文や著作物の信頼性や根拠を示すために重要な役割を果たします。また、他の著者の研究成果や意見を正確に引用することで、学術的な議論や研究の透明性と信頼性を高めることができます。引用文献は、論文や著作物の参考文献リストや注釈などに記載されることが一般的です。
直接引用
他の著者や文献からそのまま引用した言葉や文章を引用することです。引用符で囲んで示します。
例えば、
① 「自己肯定感を高めるためにまず大切なこと、それは自分を客観的に見つめることです」(根本、2023、p. 44)と定義される。
② 根本(2023)は、「自己肯定感を高めるためにまず大切なこと、それは自分を客観的に見つめることです」(p.44)と定義している。
*複数ページにまたがる場合は,「pp.44-45」
間接引用
他の著者や文献の内容を自分の言葉で要約し、その出典を示すことです。
例えば、
① Poche(2023)によれば、「いい子」スキルが大人の自分を苦しめる時は、それを封印すればよい。
② 「いい子」でいると疲弊してしまう(Poche、2023)。
著者が2人の場合
・著者間の区切りは「・」:(根本・Poche、2023)
・外国文献では「&」:A & B (2023)
著者が3人以上の場合
2度目からは、筆頭著者他(または「著者ら」,外国文献は et al. )
・筆頭著者他(著者ら): 根本他(2023)
・外国文献は (et al.) : A et al., 2023
複数文献の場合
順序は著者の姓のアルファベット順/同一著者の文献が複数ある場合は,出版年順に並べ,カンマ(,)で区切る
(A,2000;B,2022;根本1,2020,2023)
同じ文献を何度も使うとき
2回目以降:姓のみで年号は省略可能、ページが離れる時は年号を入れる。
続きあり
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