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ACTIVIKEのフィッティングはいいぞ!

こんばんは!変態ロードバイク女子枠のAnnaです!
これまで数々の変態ライドをしてきましたが、それも体が万全な状態であったからこそ!
去年は膝を痛めていた時期もあり、その時は自転車に全然乗れず、絶望していました。
2~3ヶ月の間、ひたすら養生し、膝の痛みがようやく引いた後、フィッティングを受け、復活することができました。

あれ、去年フィッティング受けたなら、なぜまたフィッティングをしてるの??

…では早速フィッティングを受けることにした背景、なぜActivikeを選んだのか、Activikeでのフィッティング、その後、の流れで行きたいと思います!
いつもながら長文になると思いますので、お好きなところまでスキップしてください☺️
注:案件ではありません笑

フィッティングを受ける決意をする

去年、フィッティングをしてもらい、何一つ不満なくさまざまな変態ライドをしていました。
しかし、ここ最近また膝に違和感が…💦
再び膝を痛めるには至っていないものの、これ以上踏んだらやばい、膝の故障の足音がひたひたと聞こえてきました。
奴の影が見えたら次の日はレストにし、無理をしないように…
ちょうど私生活も忙しく、やることが山積していたので練習量を減らしました。
しかし、練習量を減らすと如実に走りが重く、何よりも走りたい日でも強制的にレストにしなければならないのはストレスが溜まりました。

決定打はコーチの一言
「またニーインしてる(膝が内側に入っている)よ…フィッティング受けた方がいいよ💦」

シューズのヒールがやわやわになっていた事も膝の負担になっているのではないかと思い、ちょうどシューズも買い替えたタイミングだったので、フィッティングを受ける決意をしました。

受けるフィッティングの選択

個人的に選択肢は2つ

SpecializedのRetulActivike か。

RetulはSpecializedの提供するフィッティングサービスで、ノウハウを学んだフィッターがいるショップであれば、全国さまざまな場所で受けることができます。
Specializedが集めた膨大なデータをもとに、自分に合ったポジションをセンサーなどを使って導き出してくれます。
魅力はデータに裏打ちされ、一定の期待は裏切らないことがほぼ約束されていることと、ポジションやペダリングの解析の結果をデータでもらえること。

Activikeは理学療法士の西谷さん(通称にっしーさん)が体の状態に合わせてフィッティングをしてくださるサービス。
トータルフィッティングの場合、フォーム・ペダリング指導、セルフケアの指導なども含まれることが魅力です。
稲城のTRYCLE(ショップ)の一角で行うため、サービスの場所はそこに限定されますが、Retulと違ってフィッターが必ず決まっていることも実は魅力の一つです。

まずはRetulを提供しているショップに行って話を聞いてみました。
HPを事前に確認すると予約は電話か店頭のみ。いつ予約が取れるのか、どんな方がフィッティングをしているのか、設備などを確認がてらライドの帰りに寄ってみました。
すると、そこのショップでRetulができるのはショップの開店前の平日の午前中のみ。さらに予約が取れるのはどんなに早くても1週間後。
また、なんとなくそこのショップで自転車を買っていないとフィッティングを積極的にしたくない気持ちが透けて見えました。あ、対応は親切でしたよ?アポもなしに急にやってきた訳のわからない女子に丁寧に説明をしてくださったので。ただ、よし、ここにしよう!とは思えず…

対して実はActivikeのにっしーさんはActivikeを知る前に一緒にライドに行ったことがあり、既にお知り合い。とても穏やかで話しやすい方なのはわかっていました。
ActivikeよりRetulのショップの方が住んでいる場所から近く、どちらにするか迷っていましたが、Retulのショップから出た瞬間にはもうActivikeにしようと心を決めていました。
Activikeはオンラインで予約をすることが出来るので、家に帰ったらすぐ予約を入れました。

Activikeでのフィッティング

フィッティング当日、ドキドキ💓
新しく買い替えたシューズを履いて向かいますが、クリートの位置も適当に設定してあるだけで、ソールの厚さも前のシューズと異なるので明らかにポジションがおかしいのが分かります💦
さて、ここからどう変わるのか…!

まずはローラー台に自転車を固定してペダリングをしてみます。
GTローラーは横に揺れるのでちょっと怖くて緊張…
その様子を撮影。

次に体のチェックをします。
ここはさすが理学療法士さん!
体の各部の柔軟性や筋力、アラインメントをチェックしていきます。片足ずつ持ち上げたり、前屈をしてみたりなどなど。
この間に、今抱えている悩み、これまでの怪我の歴史などを話します。
今は治っていても、これまでの怪我など不安材料(主に膝)は徹底的に払拭していきたい…!
フィッターと話しやすい雰囲気でないと、抱えている悩みやこれからどうしたいかが上手く伝えられないので、にっしーさんでよかった..!

ここで衝撃の(?)事実が発覚。
私腹筋(特に右側)が弱い&つかえていないらしい..!
そして右の大腿四頭筋が左に比べて酷使されて張っているらしい…!

知らなかった…!左右でこんなに差があることも、使えていると思っていた腹筋が弱かったことも…!
逆に背筋は発達しているそうでw 昔やっていた水泳のおかげかしら。

長すぎるステムに合わせて前乗り傾向にあったポジションは全体的に後ろに、膝の負担を和らげるためにクリートも後ろに。
ステムは完成車についていた短いものを持ってきていたのでそれに付け替えていただきました。

そしてもう一度ローラー台へ。その様子を撮影。
微調整を挟みつつ、バランス良く体が配置されているポジションに落ち着いたようです。
フィッティング前と後のペダリングの動画を見せていただき確かに変わったことを実感

最後に張ってしまっている大腿四頭筋を伸ばすストレッチを実演付きで教えてもらい、この日は終了。
おすすめの腹筋の動画と、ストレッチの動画のリンクもいただき、ほくほくと帰りました。

その後;フォローフィッティングへ

フィッティングの次の日に、自分は出ない富士ヒルの試走としてイトウさんとしろたえさん、いなむーさん、ワダさんとスバルラインをヒルクライム。
頑張ってもパワーが120wくらいしか出ず、タイムは1時間50分。
去年の富士ヒルが1時間24分台だったことを考えるととても遅くて、さらに一緒に行った皆様を寒い中大変お待たせしてしまい不甲斐ない気持ちでいっぱいに。(イトウさんがゴール後折り返して迎えにきてくれました🥲)
さすがにやばすぎるのでその土日は和田峠、V坂、裏大垂水峠、裏ヤビツ、牧馬峠などの登り慣れた場所を登って、新しいポジションに早く慣れようとしました。
しかし、どうにも慣れそうにない。

折よくヤビツ峠でActivikeのプロテインの試飲会が開催されており、にっしーさんに会うついでにヤビツに行けたので、ポジションになかなか慣れなくて…と相談。
すると、フォローフィッティングいつでも受付ているから気軽に相談してね!とありがたい言葉をいただきました。
帰りながら自分でもちょっとだけサドルいじってみたり、クリートいじってみたりしましたが、大きくいじるのは怖いし、結局よく分からず、元に戻してフォローフィッティングをお願いすることにしました。

炎天下での試飲会ご苦労様です…!

そしてフォローフィッティング当日。
平地は大丈夫なんだけど、登りでケイデンスが上がらなくてツラい…と相談。
とりあえずローラー台に乗りましたが、いわば平地の状態なので、悩みの種は特に発現せず、じゃあ近くのV坂登ってみましょうということに。
ケイデンスが上がらない発言&フィッティング以前のポジションを勘案したのか、登る前に少しサドルをUP

おぉ!違う…!
俄然踏みやすい…!

素人の私はそれだけで感動していましたが、その後クリートの位置を調整したり、サドル高を何パターンか試してみたり。

都度V坂を同じくらいの主観的頑張り度合いでパワメを意識しないように登ってにっしーさんが後ろでチェック。そして後ろから見ていた時にいい感じだったというポジションに決定!
ポジションがそれぞれ違うことは感じ取れても、どのポジションがいいか怪我するまで走らないと分からないので、客観的に見てもらえるのはとてもありがたいです…!

そして再びローラー台に戻り、前回のフィッティングの時におそらくより良いポジションに持っていけると言われた水平ステムを持ってきたので、それに取り替えてくるくる

最後にもう一度V坂に戻って最終チェック

いい…!この感じ….いい!!!

後ろから見ても納得のいくポジションになっていたのでしょう。
これにてフォローフィッティング完了!
本当にありがとうございました!!

せっかくなのでそのまま私はV坂を何本か登って尾根幹を走って帰りました。そしてにっしーさんもV坂でトレーニングして帰っていきましたw
V坂ではこのままエベレスティングできそうな雰囲気を感じ、尾根幹ではサクッと4倍、頑張ると6倍以上も出せて、スバルラインの2.5倍とは大違い…!
楽しくて思わず走りすぎました笑

坂ダッシュに消えていくにっしーさん

まとめ

ポジションによって走りはとても変わります!!
そして絶対唯一の正解はない!

だからこそ自分のセッティング、もしくはフィッターを信じて決めたポジションで頑張るしかない🥹
私は自分のセッティングも感覚も微塵も信用していないので、信頼のおけるプロにお任せすることにしました。
結果、膝を守りつつ、したい走りを実現できる最短経路を辿ることができたと思います。

真摯に向き合ってくださるにっしーさんだからこそ、安心してフィッティングをお任せすることができたと思います!
そして実際に膝に負担を感じずに、より走りやすくなりました!!

結論:Activikeはいいぞ!!

ありがとうございました!

にっしーさんとV坂の下で


注:案件ではありません笑


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