梶川あんな【書いたり翻訳したりする人】

日常でふと感じた疑問や課題について、ときにゆるーく、ときにシリアスに綴ってます。(女性…

梶川あんな【書いたり翻訳したりする人】

日常でふと感じた疑問や課題について、ときにゆるーく、ときにシリアスに綴ってます。(女性問題、環境問題、多様性、日本文化などなど)

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露出度高いファッションで、お寺参拝はありなのか

まさにオーバーツーリズムという言葉が似合う、そんな京都に住んでいる私です。それにしても、京都の今年の4月は少し歩けば汗ばむほど暑い。桜を愛でられたかと思えば、もう夏はすぐそこに来ているのを実感します。そんな暑い時期になると増えるのが、「露出度の高い外国人観光客」。 お寺はあくまで宗教施設であり、簡素で動きやすいファッションで来る場所です。観光地や写真スポットとなっているお寺もたくさんありますが、中心地から少し離れたお寺は静けさが広がり、心を落ち着かせながらゆったりと過ごす場

    • 翻訳者がAIを使って気付いた、必要とされる人材でいるコツ

      10年ほど前は、ネットで英文を翻訳しても「なんじゃこりゃ!?」な日本語に翻訳されていたのに、今はAIが翻訳業務を担っていたり、むしろ人間はAIの翻訳を更に自然な言葉に整えるだけだったり、ネット翻訳が「使えるもの」になってきているのを実感します。 だけど、お仕事にAIは使いたくないなぁと思うのが本音。実際に英文をいくつかAIにかけてみたのですが、まだまだ人間の私だからこそできることがたくさんあるなと気付かされたからです。 今回は、そのAI翻訳のメリットとデメリットをまとめて

      • 痩せすぎを非難しすぎじゃないか

        キム・カーダシアンが、2月末にインスタグラムに投稿した写真が物議をかもしていますね。 両手で包み込めてしまいそうなほど、ウエストをコルセットで締めたキムの姿に、「これが美しさだと思っているのなら、彼女にはヘルプが必要だ」「ぞっとする!社会や自分の娘に何を伝えているんだか」「バカバカしい。鏡持ってんの?」といったコメントが多く寄せられていました。 痩せていなくてもいい。太っていてもいい。女性の体型に多様性が認められるようになり、どんな体型であっても自分を愛する「セルフラブ」

        • 「女性だから」に感じた違和感

          「やっぱり女性には厳しかったよね。」 そう言われたのは22歳、新卒で入社した会社を休職したときのことです。当時の私は百貨店で接客業をしていました。その後、私が抜けた店舗に配属されたのは全員男性。 男性と女性には、身体つきが違うとか身体能力が違うなどの点で向き不向きが生まれることはあるかもしれません。ですが、その身体能力の差でさえ議論が起こるほど、性別の違いで判断できることは少ないのではないでしょうか。 できない理由が「女性だから」と判断されたとき感じた違和感と、本当に重

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        • 社会への「ムカッ」
          2本
        • 翻訳者の気付き
          1本
        • わたしのひとりごと
          0本

        記事

          こども食堂とは?社会的役割と課題、そして私たち個人にできること

          核家族やひとり親世帯が増えるにつれ、「子どもの貧困」や「子どもの孤食」に注目が集まるようになりました。 子どもが抱える課題解決の一つが「こども食堂」です。 テレビ番組、新聞やインターネット、さまざまな場所で「こども食堂」という言葉を聞きますが、 ・実際に何をしている場所なのでしょうか ・子どもたちのために私たちには何ができるのでしょうか 今回は、こども食堂の特徴、役割、持続的運営のための課題、そして私たち個人が子ども達の未来のためにできることを紹介します。 こども食

          こども食堂とは?社会的役割と課題、そして私たち個人にできること