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IZUMI PEAK BASEで,ワーケーションやってみた

2022年夏,仙台近郊にIZUMI PEAK BASEがオープンしました!

泉ヶ岳といえば,仙台から車で約45分
スキー場もあり,なぜ仙台がいいかって言ったら,泉ヶ岳があるからと言っても過言ではない,遊びスポット.
街中から1時間しないで,キャンプもできる,スノーボードもできる,愛すべき山なのです.
そんな泉ヶ岳には,元々,オーエンス泉岳自然ふれあい館があり,格安でキャンプもできるスポットもあり,愛用しております.ただ,最近は混むようになってきてて,予約が取れなくない時も..

そんな向かいにできたのが,IZUMI PEAK BASE

大自然の中で快適なワーケーションができる環境も備えています。

https://peak-base.com/

しかも,株式会社スノーピークビジネスソリューションズとパートナー契約を締結しているそうな!

人もワクワク,自然もワクワク,Waku2 as life
ワーケーションもその一つ.

これは,試さないわけにはいかない!
早速プライベートで2泊3日のワーケーションしてみました!

1日目

チェックインは,14時から.
所用があり,少し出遅れたのですが,14時30分に仙台の街中出発.
向かいながら,いきなりの雨.

最近は天気が不安定.しかし,雨雲レーダーの予報では,この雨さえ乗り切れば,おそらく大丈夫.

キャンプ場到着

キャンプ場に着く頃には,雨も上がりました.1時間で着いちゃうこの立地!

ででーん!

まだキャンプ場は完璧に完成していないようで,芝生を張ったりしてたり,工事をしている人たちもおりました.

今回,私たちは仙台が一望できるかなと思って,View areaにしました!
ただ,雨のため,仙台をViewできそうな部分は雨の被害に遭っており,また,斜めの土地だったので,平なところに陣地を取りました.

その結果,

仙台がビューできない!!!
うーん,なんか惜しい!

けれども,まず,送らないといけない締切物を抱えていたので,タープも立てずに,そそくさと仕事を開始...

仕事開始

PEAK BASEのwifiも飛んでおりましたが,残念ながら,View areaは弱し.
受付やコテージでないとwifiは期待できませんでした..(測ってくるの忘れた.)

ただ,携帯やポケットwifiは十分に通っており,ポケットwifi持参したので,仕事は支障なくできました!

テント張り

やらなきゃいけない仕事を終わらせてから,テント張り.
泉ヶ岳の麓に住む母,甥っ子,姪っ子もテントを立てるお手伝いに来てくれました.この近さたるや..

晩御飯

さぁ,一仕事して,テントを立てて,家族も帰ったので,本日の晩御飯です!

晩御飯は,鮎(釣ったわけではない.魚屋さんで購入),ホタテ,ソーセージ!撮らなかったけど,イカの醤油漬け!海鮮もののBBQうまい!
これですよキャンプは!!

本当はキャンプ飯用の中華鍋を買い,それでチャーハンをする予定でしたが,中華鍋を忘れてしまう..
その結果の,ホタテの殻の上で,ガーリックバターライス.うまし!

温泉

晩御飯も済み,受付と併設の温泉へ.
最終受付20:30で,21時まで営業しており,朝も6時から入れる「泉ケ岳水神温泉」
最近スパ泉ヶ岳が閉館してしまって,悲しかったところに,新たな温泉スポットが誕生!

浴室,露天風呂から綺麗に仙台を一望できる!
浴場からの眺めはこちらを参照下さい↓

ここの景色,夜景は,めちゃくちゃ良い!
仙台LOVEな人たちには,この景色はいいのではないでしょうか!
スキー帰りでも,わざわざ温泉に入りにくるでも,良いと思う!

ただ,キャンプサイトの値段然りなんだけど,なかなかのお値段設定..
大人1人990円.貸切はさらに2200円.
秋保の旅館の日帰りよりは安い..けど,隣のキャンプ場では確か5分100円のシャワー室がついてるのを知っている私はつい比較してしまう..

湯船の中で一人,考え事.

露天風呂から見える夜景が最高.
しかしここで,自然を感じにキャンプ場に来て,夜景を探してしまう自分に何か違和感.
めっちゃエネルギー消費しているんだぞーと思いながらも,やっぱり綺麗と思ってしまう夜景の魅力..
なんなんだ,このジレンマ...

施設も新しく,とても綺麗.
シャワーも10箇所以上ついてて,湯船も広くて,使う側としては申し分なく,快適.
アメニティとして,コットンとかも揃えててくれて,
ドライヤーも5,6台くらい置いててくれて,女性にもウケそうな施設!

けど,私の目線はついつい,自然と調和するかどうか考えてしまう..
シャワーの出がいいのも,使う側としてはいいんだけど,シャワーのお湯こそ化石燃料使って温める必要があるし,この量温めるの相当燃料使うな..とか.
露天風呂も熱損失しているな..とか..

最近ついついエネルギー消費の目線になる自分..

都市部の人たち狙いだし,都市部の人たちに自然を触れてもらうという目線ではいいだろうし,おしゃれで快適にしないと,なのはわかっているんだけど,,

どうせ温泉も,化石燃料で沸かしてるんだろうなー...


と思っていたら,,,,

なんと!泉温62℃!!おぉ!!
一気に見る目を変える自分!

温泉って定義として,25℃以上か,ある一定の成分が入っていれば温泉になってしまうんです.
実は,世の中の温泉のうち,化石燃料で沸かしている温泉も多いんです.
それってすごく,化石燃料消費して,CO2排出しています.
ここの泉温62℃と言うことは,おそらく,沸かさずに,そのまま温泉のお湯を使って,私たちが入りたい40℃くらいのお湯にしているということ.

おそらく,この温度のお湯を捕らえるまで,結構な深さまで掘ったと思います(憶測).
それでも途中で諦めて浅い井戸を利用した沸かす温泉にせずに,しっかりと深くまで掘り当ててくれたんだね(憶測)!ありがとう!
この温泉なら,多少値段高くても応援します!
井戸掘るのめちゃくちゃお金かかるの.この値段設定も許してあげて!
(↑今度温泉の状況聞けるタイミングがあったら聞いてみます.)

2日目

朝ご飯

2日目の朝,フレンチトースト&コーヒーで優雅に過ごす.
フレンチトーストはお家から用意してきて凍らせてきました.

午前のお仕事

さて,本日は朝から青空の元,仕事開始.

仙台の街中では,この日35℃近くまで行っていたけど,山上ということもあり,風も涼しく思ったより過ごしやすい午前中.

PC仕事しすぎてクマのすごい夫.それを払拭するような青空.
トンボも一緒にお仕事.

散策

途中,また仙台在住のお友達家族が遊びに.呼べば40分程度で来れちゃうので,仙台人たちが集まりやすい.

いい青空.

あまりよろしくないだろうけど,お客さんがいなかったので,コテージを見学.中には薪ストーブ(ペレットらしい)もあって,寒くなってからもいいかも!
コテージからの眺めはよし!
この中は仕事が捗りそうだ!
次は,コテージで,ワーケーションだ!

昼食

お友達も帰り,昼ごはん.生春巻きと,お肉.
お肉も凍らせてきたので,2日目の昼まで持ちました!
(ちなみに,生春巻きのチリソースも忘れた..)

午後のお仕事

午後になると,夫は数件ミーティング.
バーチャル背景つけずに,泉ヶ岳をバックにリアル背景配信.

流石に午後になるとちょっと暑い.
けど,暑かったら麓のカフェで仕事しようと言っていた割には乗り切れた.
おそらく体感30℃は越えなかった模様.

また,今回は,机の上のJVCのポータブル電源を持参しました.
PC2台もへっちゃらでした!
(ただし,計算は回していない.私はメールさばきと,Word/Excelの締切物作成くらいしかやってないからとも言える..)

途中,息抜きに2人でキャッチボールとかもしてみる.

晩御飯

2日目の晩御飯は,夏野菜カレー.
昼間から煮込んでいたおかげで美味しくできました!

3日目

朝ご飯のホットサンドメーカーも忘れて,昨日のカレーの残りを食べたため,特に写真なし.
この日は携帯でメール処理程度.
2日間外にいたからか,結構疲れている.
チェックアウト11時だったので,その片付けをして大体終わり.
(3日目の雑さ)

反省&考察

今回行ったのは,バケーションにワークを入れてみた的なワーケーションでした.
このようなワーケーションだと,非日常を味わいたい,子供達を外で遊ばせたい,けどミーティング入っている..という方々にオススメです.
ただ,キャンプとなると,どうしても設営とか料理とか自分達でしないといけなくなるので,時間がそっちに取られてしまいます.
まずは,今回のように最低限2泊3日以上しないと,設営と移動で終わってしまうので,ぜひ連泊を.
そして,なんなら,料理はレトルト,テントもたてずに車中泊もオススメです!(普通はコテージ泊まれってなるか)

実際,私は事務への提出物程度の仕事で終わってしまいました..

私,研究者をしておりまして,自分にとって,
事務作業 < 論文査読 << 申請書 < 研究遂行 < 論文 
な順で,右ほど大事で重い仕事かなと思っております.
事務作業,論文査読は締切があり,やらざるを得ないのですが,やったからといって,仕事にカウントはできないものたち.(だけどやらないとマイナス評価を喰らうものたち..)
研究者の場合,研究遂行と論文に手をつけて初めて,仕事したと言えるんですが,
事務への提出物で終わったということは,今回仕事ができたとは言ってはいけない結果でした..

まぁ元々気合を入れてなかったので,ガチでする気はなかったのですが,
次は,ワーケーションで論文の書ける研究者を目指したいですね.
その際には,帰るまでにこれを終わらせると決めた詰め込み合宿形式じゃないといけなそうです.

で,考えてみました.

今回のようなキャンプの場合は,私の場合,論理的に考える系の仕事は不向きでした.
論理を考える際には,PCだったりホワイトボードだったり,何かを書き出して,そこの中だけで考え抜くことが必要のようです.これは論理学的次元の探求です.
一方で,今回のキャンプの場合は,PCを眺めていても魅力的な自然がチラチラ目に入ってきて,心が奪われてしまいがちでした.自分の頭の中と,非日常空間の中で五感を使って入ってくる情報との差が生まれることで,美学的次元の探求をせずにはいられなくなるのです.そうすると,美学的次元の方が論理学的次元よりも深いため,美学的次元で探求が始まってしまうと,まずそちらに気を取られてしまうのかなと思います.美学的次元の探求を落ち着かせるには,自分の頭の中と,非日常空間の中で五感を使って入ってくる情報との差がなくなるくらい落ち着かないといけないので,ある程度日数を置く必要があるのかなと思います.非日常の中で,数日置いて,そこのゾーンに入れた時に,いい仕事ができるんじゃないかとも思います.
温泉でいうところの湯治的な長めの滞在こそ大切そうです.

また,ミーティングとか人と話すことに目的があるものはキャンプ場でもできるかと思います.一緒にキャンプしていてもいいし,オンラインで繋いでもいいかもしれません.(もしかしたら耳からの聴覚の情報が日常の情報となるので,キャンプ場の非日常空間からの情報を遮られているのかもしれませんが.)
やはり,キャンプはチームワークを求められるので,チームビルディング合宿とかに利用されるのがいいのかもしれませんね.焚き火の火を見ながら,人と対話をしながら,自分の価値観を内省する倫理学的探求は向いていると思います.

よって,キャンプの際には,美学的次元の探求と倫理学的次元の探求をするような仕事をしよう!(自分にしか伝わらない結論...)
(話は長くなるので,論文が完成したら,美学的次元,倫理学的次元,論理学的次元については,また別にまとめます.)

まとめ

天気にも恵まれ,良い2泊3日でした.
暑いは暑いけど,下界よりも涼しく過ごせて,意外に真夏でもキャンプのワーケーション行けました!でもまぁおすすめは春秋ですね.虫もいないし.

IZUMI PEAK BASEは,キャンプ不慣れな方には,仙台から気軽に行けて,
設備も整っているので,おすすめです!
ギアを持っていない人たちはSNOW PEAKのギアを借りれるはずです!
サイト料金が少し割高なので,玄人キャンパーは,手を出しにくいですかね.
温泉に入りに行くだけでもいいのなら,それもいいかも!

実際に自分でワーケーションをしてみて,感じれるものがありました.
今後もワーケーションの考察を深めていこうと思います!