与謝野安菜

生きづらい物書き。いわゆる社不。ここには主に詩、俳句、川柳、短歌を投稿すると思います。

与謝野安菜

生きづらい物書き。いわゆる社不。ここには主に詩、俳句、川柳、短歌を投稿すると思います。

最近の記事

家族ということ

「女は〇〇だから男は〇〇」「どうせ女は〇〇なんだろう。男は〇〇」なんて言葉を、悪意の有無関係なく浴びせられてきた。結局最後は骨なのに、何故決めつけるのか、見栄を張るのか、と常々思っている。 最近は祖父にも同じことを思い、祖母と昨日撮った写真を見ていた。 笑顔が無理やりだ。口角が上がってない。 祖父母と私で撮った写真なんて、グロテスクで見ていられない。私がふて腐れた顔をしているのは通常だが(元々人相がいい方ではない)、祖父の笑顔が屈託ないだけに、祖母の顔が余計に際立ってしまう

    • 1つ聞きたいんですけど……社不ってなんですか?

      社会性というのは何なのだろう。 周りに合わせる力なのか、お偉いさんに頭を下げるのが当たり前と思える力なのか。 どちらにせよ、私には社会性が皆無だ。 ビジネス的な思考を避ける。 「大人の事情」で誤魔化されるのが嫌い。 「連帯責任」とか吐き気がするほど嫌。 ついには身内全員に、 「あんたは一般企業に入れると思ってない」 と、口を揃えて言われる始末。 う~ん、社不すぎてもう惚れ惚れする。 とはいえ、下には下がいるらしく。 校舎裏でタバコ吸ったことをSNSで自慢する奴。

      • 俳句・川柳・短歌過去ツイまとめ

        2021/2~2021/11、2022/7~2023/1 季語があるものは季節ごと、それ以外は完全に順不同です。 一部加筆修正したものもありますが、基本的にはツイート通り。 年賀状出す当てもない空財布 初詣だけ神社賑わい 二十歳越え「お年玉くれ」言う孫ら 死期迫り足掻かんとして初詣 すっぴんのニキビ跡すら愛おしく恵方巻への願いは秘密 寄生虫憑かれた君よ安らかにアカシアの花枯れた来世で 無垢なまま背中追いかけ生きてきた過去はもうなく、夏はもうすぐ 迂闊に月も見ら

        • 呪詛

          よっつ、豚と呼ばれ いつつ、死を覚え むっつ、いじめを覚え ななつ、信用を失い やっつ、諦めを覚え ここのつ、自殺を覚えた 十一、自傷を覚え 十二、端に生き場所を見つけた 十三、屈辱を覚え 十四、除け者同士寄りかかりあった 十五、見下すことを覚え 十六、大人の振りを覚え 十七、ヒトは愚かと知った 十八、幾度も裏切られ 十九、自分もヒトと悟った ヒトの顔した獣が歩く いま通り過ぎた子どもらも いつか誰かを殺すだろう 誰かの心を殺すだろう 駅地下で

        家族ということ