オレポジ報告 23年6月第2週

オレポジ、先週比-$5,639、年初来-$77,917 (-15.5%)。VIXがダダ下がり続けているおかげで、ESのPUT買いポジが毎週損失を積み上げている。

ゴールド、債券は、水曜日のカナダ中銀サプライズ利上げ再開でダメージを受けたが、翌日の失業率で回復。来週のFOMCで一波乱あるかも知れないが、こっちの方は、所詮レンジを行ったり来たりする感じだろう。

ゴールドは、10月からのトレンドをギリギリ維持している。利下げ時期の後退とインフレ継続は、実質金利高止まりを意味し、ゴールドには逆風だし、ドルも微妙な感じなので、条件が整えばガクッと下げる可能性はあるが、仮にそうなったとしても200日線(~1900)あたりで踏みとどまるのではないか。ということで1900-2100を大きなレンジと見つつ、実際には1950-2050のもっと狭いレンジにとどまるんじゃないかと思っている。

ドルは、5月の急上昇が一旦止んでやや垂れてきた感じだが、ドル高派、ドル安派、半々みたいな感じで、正直よく分からない。自分としては、ドル安に賭けている訳だが、特にアクションを起こそうという気にならないチャートだ。

米国債に関しては、直近フロントエンドの急上昇に残りが引きづられている訳だが、おかげで5-30年はぐちゃっとかたまっている。自分のメインポジはZBなので、30年が4%を超えるのか超えないのかがずっと関心のポイントなのだけど、これも現時点でピボットするような理由は見当たらない。

最後にES。そろそろ休憩入れませんか、と言いたくなる以外、特にコメントなし。まだ上がるんだろうなぁ。

一応デルタポジティブなポジションを維持している割に、PUT買いポジの含み損が累積している状況である。PUT売ってカレンダースプレッドしようにも、IVが低すぎて納得いくようなポジが取れない。

IVも相当圧縮されてここからの下げも限度があるだろうし、それなら放置して、ある日突然ボルマゲドンが来る日を待つか。と、まぁ正直、この二ヶ月ほどそういう感じだった訳だが、散々な結果となった。

損切りして出直すのか悩み中だ。

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