アナデル

サンフランシスコ・ベイエリア在住。兼業投資家、本業は組み込み系のプログラマ。シカゴ先物…

アナデル

サンフランシスコ・ベイエリア在住。兼業投資家、本業は組み込み系のプログラマ。シカゴ先物オプションを中心に取引しています。とりあえず、ポジション晒しながら考察や反省を綴る予定。もしかしたらオプションについてダラダラ語るかも

最近の記事

オレポジ報告 23年9月第2週

オレポジ、先週比-$4,110、年初来-$156,881 (-31.1%)。 今週、金利は横ばい。ドル上昇により、ゴールドはやや下落。S&P(ESU3)は4500を割ったが、4450-4500にハングオン。 景気後退の足音が徐々に聞こえてきたなどと言われているが、オレポジに関しては相変わらず防戦一方である。何かアグレッシブに行くとすれば、短期の債券(ZT)買いだろうけど、それも慌ててどうこうするような状況ではない。

    • オレポジ報告 23年9月第1週

      オレポジ、先週比-$292、年初来-$152,771 (-30.3%)。今週も横ばい。 「需給バランス悪化による長期金利上昇」からの巻き戻しはジャクソンホール明けの今週も継続し、火曜日のJOLTS/GDPで更に加速、ZBZ3(30年物国債)は、122にタッチしそうなところまで戻した。 この戻りもまた急すぎる感じだったが、案の定、金曜日に反落、ZBZ3は120'08で引けた。金曜日のNFP/失業率は、ぱっと見金利上昇につながる数字には見えない、というかむしろ逆で、実際発表直

      • オレポジ報告 23年8月第4週

        オレポジ、先週比-$440、年初来-$152,478 (-30.3%)。大幅リセットの先週から横ばい。 今週は長期金利一服。ZB(30年米国債先物)は、117'18から119'27まで回復。一方、ZT(2年米国債先物)は下落。期間ごとにガシャガシャと微調整している感じだが、ジャクソンホールも終えて、来週以降の動静待ち。 DXY(ドル)は週後半にかけて更に上昇し、104超へ。週半ばに上昇したゴールドは、この影響でやや戻したが、それでもGCV3でみると、先週の底$1895.3

        • オレポジ報告 23年8月第3週

          オレポジ、先週比-$21,857、年初来-$152,038 (-30.2%)。-30%超えたのでやむなく大幅リセット。 ドル高と長期金利上昇、これによるゴールド安。ここ数週間、どれもボリンジャーをバンドウォークしており、かなり一方的な動き。これら全てに逆張り状態となっている訳だが、ポジが大きすぎた。 長期金利は、30年が昨年秋のピークに達するなど、分水嶺に差し掛かっている。一旦ここで膠着するのか、更に上を目指すのか。ドルに関しては、中国をはじめとしたグローバルな債務リスク

        オレポジ報告 23年9月第2週

          オレポジ報告 23年8月第2週

          オレポジ、先週比-$31,690、年初来-$130,181 (-25.8%)。よくも毎週ガンガン下がるものだと我ながら思う。 米国30年国債先物(ZBU3)は、先週一瞬120を割るも、その後徐々に盛り返し、今週木曜朝のCPI発表時点では123まで回復していた。金利で言うと、4.17-4.18%という水準。ところが、木曜日のオークションが芳しくなかったとかで、急落。金曜日も続落して、再び121を割った。金利は、4.265%。 需給バランスの悪化による長期金利上昇、ついでに構

          オレポジ報告 23年8月第2週

          オレポジ報告 23年8月第1週

          オレポジ、先週比-$19,351、年初来-$98,491 (-19.6%)。30年金利の急上昇で大幅マイナスだが、まぁよく耐えた。 今週は、金曜日朝まで連日の急激なベアスティープ。2年以下の金利はほぼ動かず、横ばい推移したのに対して、バックエンドが4%を超えて上昇、昨年秋のピークに再接近する様相を見せている。 直接のトリガーは勿論、フィッチの格下げと財務省の爆裂発行計画、更には日銀YCC修正によるレパトリエーション懸念である。 ついでにソフトランディング観測による長期利

          オレポジ報告 23年8月第1週

          オレポジ報告 23年7月第4週

          オレポジ、先週比+$5,792、年初来-$79,140 (-15.7%)。 水曜日のFOMCは想定通りほぼ無風だったが、木曜日のGDPその他の統計はどれもリセッションからほど遠い数字。米国債は終日下げ続け、ドルは上昇した。この動きには、夜の日銀発表を見据えた部分もあったはずだが、事前の日経リークから実際の発表を受けた動きは弱く、底を打った後はむしろ、木曜日のカウンターに近い感じになった。 おかげで木曜日は、米国債先物を筆頭に大幅赤字を食らったが、金曜日に回復して、今週はプ

          オレポジ報告 23年7月第4週

          オレポジ報告 23年7月第2週

          オレポジ、先週比-$8,150、年初来-$85,952 (-17.0%)。 先週と打って変わって、金利低下。また、急速にドル安進行してDXYは一時100を割った。きっかけはCPIだが、今年利上げ2回以上あるかもとか騒いでたやつが手のひらくるりで7月打ち止めとか言い出すのを見ると、笑ってしまうが、そういう自分も「何やら潮目が変わった印象を受けた」などと妄言を吐いていたので人のことは言えない。 債券に関しては、アグレッシブに流れを追いかけるようなポジ取りしてなかったので、今週

          オレポジ報告 23年7月第2週

          オレポジ報告 23年7月第1週

          オレポジ、先週比-$609、年初来-$77,792 (-15.4%)。 長期国債の利回りが急上昇。これまで短期の上昇を横目に安定推移していた訳だが、今週何やら潮目が変わった印象を受けた。10年、30年とも、節目である4%を超えて終わり、5年超の利回りはいずれも、昨年秋のピボット地点に向かう勢いを見せている。 国債の動きに関して、村松さんの解説がとても腑に落ちた:https://note.com/cjdbx883/n/n9e9247e5c89f ZBはこんな感じ。 オレ

          オレポジ報告 23年7月第1週

          オレポジ報告 23年6月第5週

          オレポジ、先週比-$6,658、年初来-$77,183 (-15.3%)。 景気OK+インフレ持続=タカ派中銀で金利上昇。ドルはアップダウンしたがややドル高傾向で、ゴールドがまたダメージを受けた。GCは木曜日、ギリ1900で踏ん張り、金曜日に若干回復したが、景気やインフレに転換点が訪れぬ限り、継続的な下方圧力を受けるのだろう。 その転換点がいつになるのやら分からなくなってきた。当面は、ベア寄りに重心移動してきたポジションを維持。 株は相変わらず強い。ESは先週からの「一

          オレポジ報告 23年6月第5週

          オレポジ報告 23年6月第4週

          オレポジ、先週比-$6,782、年初来-$70,525 (-14.0%)。ESとGCがマイナス。 ES(S&P500)は、週明けに来年3月限のベアPUTスプレッドを追加したほかは、そのまま短期ロング+長期ベアの体制を維持。「指値代わり」の7/7限 4400 PUT売り x6枚はITMへ。 局所的にバイオレントな動きはあったが、今週は基本的にはだらだらと4400に戻る動きだった。先週木曜日の爆上げ起点まで全戻し+おつり。ESはロールもあったので4400というキリのよさには意

          オレポジ報告 23年6月第4週

          オレポジ報告 23年6月第3週

          オレポジ、先週比+$14,174、年初来-$63,743 (-12.6%)。ESテコ入れして先週比+$20,000となったのが効いて、3週ぶりの週間プラス。 ESロングサイドは、買い6枚ロールして(ESM3→ESU3)そのままホールド。更にPUT売りx12。PUT売りは、今週のメルトアップであっという間にプレミアム回収してしまったので2回転した。PUT売りはアサインされて構わないと思っている。プレミアムもらって指値入れている感覚。 ショートサイドは、6/16限の残ったゴミ

          オレポジ報告 23年6月第3週

          オレポジ報告 23年6月第2週

          オレポジ、先週比-$5,639、年初来-$77,917 (-15.5%)。VIXがダダ下がり続けているおかげで、ESのPUT買いポジが毎週損失を積み上げている。 ゴールド、債券は、水曜日のカナダ中銀サプライズ利上げ再開でダメージを受けたが、翌日の失業率で回復。来週のFOMCで一波乱あるかも知れないが、こっちの方は、所詮レンジを行ったり来たりする感じだろう。 ゴールドは、10月からのトレンドをギリギリ維持している。利下げ時期の後退とインフレ継続は、実質金利高止まりを意味し、

          オレポジ報告 23年6月第2週

          オレポジ報告 23年6月第1週

          オレポジ、先週比-$6,523、年初来-$72,278 (-14.3%)。2週連続の大幅マイナスを喰らった翌週だけになんとかプラスで終わりたかったが、金曜の雇用統計でゴールドが急落したことなどにより、小幅マイナスで終わった。 とはいえ、金曜の動きはある程度ヘッジしてあったので、この程度で済んだという気持ちもあり、結果にさほど不満はない。 火曜日深夜、ドイツCPIの急減速からタカ派ECBの方針転換が直ちに連想され、ユーロ安&債券高、当然ゴールドは急落した。が、その後落ち着き

          オレポジ報告 23年6月第1週

          オレポジ報告 23年5月第4週

          オレポジ、先週比-$59,759、年初来-$65,756 (-13.1%)。5%の金利でも景気が十分抑制されず、インフレ高止まりが続く(→Fed再利上げ)との懸念が増し、国債↓ドル↑ゴールド↓のトレンドが更に強まった。結果、今週に引き続いて大きくマイナス。 SVB破綻直前のパウエル議会証言時につけたピークに対して、各期間の金利の現在位置を見ると、1年と30年がこのピークを超えた。2年と5年は落ち込みが激しかった分上昇も急だが、まだピークより下にいる。まだ上昇余地があると言う

          オレポジ報告 23年5月第4週

          ドル高継続 (オレポジ報告 23年5月第3週)

          オレポジ、先週比-$78,567、年初来-$6,017 (-1.1%)。先週始まったドル高は今週も継続。更に、国債↓、ゴールド↓となって、ポートフォリオ全体で大きくマイナス。今年2度目のマイ転を食らった。 どの資産もボリンジャーバンドを攻め、短期的にoverbought/oversoldの趣を見せているが、ドル、国債、ゴールドの動きが、直近のトレンドに対するカウンターであるのに対して、株は上昇トレンドに沿った動きになっている。S&Pもナスも固いレジスタンスを突き破ってしまっ

          ドル高継続 (オレポジ報告 23年5月第3週)