ドル高継続 (オレポジ報告 23年5月第3週)

オレポジ、先週比-$78,567、年初来-$6,017 (-1.1%)。先週始まったドル高は今週も継続。更に、国債↓、ゴールド↓となって、ポートフォリオ全体で大きくマイナス。今年2度目のマイ転を食らった。

どの資産もボリンジャーバンドを攻め、短期的にoverbought/oversoldの趣を見せているが、ドル、国債、ゴールドの動きが、直近のトレンドに対するカウンターであるのに対して、株は上昇トレンドに沿った動きになっている。S&Pもナスも固いレジスタンスを突き破ってしまった。特に、ナスは昇竜拳化している。

だが基本的にこれは、景気後退予想の針が悲観に振れすぎた反動で、何か根本的な地殻変動だとは思わない。結局、景気の目に見える悪化は早くて今年末、もしくは来年で、それまでは利下げもなく(むしろ0.25%おわかり?)、各種イベントが起こっては消えながら、針の振れ戻しが周期的に続く、ということなのかも知れない(たしか去年も、景気後退は年末とか言っていた気がするが)。

たぶん株にとっては、それで背景としては十分で、後は生成AIでも債務上限問題解決でも、適当にネタを見つけてジリジリと上がっていきそうな気配がする。

そういう状況で、下手にマクロにベットするよりもいっそ、平均線とボリンジャーでトレードした方がよさそうだ。

さて、今年2度目のマイ転を食らった訳だが、これじゃなんのアルファもないただのランダムウォークである。リスクを取り過ぎている訳ではない。今週も、慌てて損切りしたりヘッジを足す必要はなかった。

一番の問題点/改善点は、エントリーポイントに尽きるだろう。後追いで入るケースが多すぎる。理想のイメージは、長期的な順張りポジを短期的な逆張りポイントで入る、ということなのだけど、その仕組みをもっと明確化しないとダメである。上述の平均線とボリンジャー、みたいな単純な話で十分だと思うので、この機会に色々バックテストしてみようと思う。

ESは、5/19限の4200CALL買いがアサインされたが、クローズするのを忘れたので、先物+4枚保持へ。

ZBは、5/19限の130.5PUT売りが水曜日に完全にITMとなったので「セルフ・アサイン」してカバードCALLx12枚に移行。

GC、5/19限の2050CALL売りはそのままexpireした。6/27, 8/28限のPUT売りを大量クローズ。プレミアムの2/3程度回収した感じ。ゴールドもoversold気味だけど(下図)、もう少し下をテストする可能性があるので、そうなったとき証拠金の負担が重くならないように早めに削った。これなら1900まで落ちても耐えられるはず。

残りは変化なし。

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