台湾のお弁当
こんにちは。台湾に留学中のAnneです。
今回は、お昼ご飯のメジャーな選択肢であるお弁当を紹介します。
日本のスーパーマーケットで売られている一般的なお弁当といえば、海苔弁、そぼろ弁当、唐揚げ弁当などですね。
台湾にも、お弁当といえば、というメジャーな種類がいくつかあります。
大学内のお弁当屋さん
お昼の時間になると、大学内の広めの歩道に移動販売で売っているお弁当屋さんが出現します。
ほとんどの人が自転車で移動するほど広いキャンパス内には、学食も複数箇所ありますが、それ以外にもこのように外でさっと買えるのはとても便利です。
また、パンやお菓子、アイスなどを売っているお店の前にもお弁当が並べて売られています。
お弁当の値段は80元から100元(日本円379円〜474円)と、外のお店で一食食べるよりもお手頃です。
餐車は、移動販売車という意味です。
メニューを見てみると、このお店は全て80元ですね。
また、種類も多くなくてすぐに選べるのも優柔不断な私にとっては時間が節約できて助かります。
お弁当名の下にカロリーも書いてあるのも嬉しいです。
大学外のお弁当屋さん
私が最近大学の外で食べたのは、阿里山畚箕湖鉄路便当というお店の、紅燒肉便當です。
鉄路便当とは、鉄道の駅で売っているいわゆる駅弁です。
チェーン店のお弁当屋さんもたくさんあります。
この動画のコメント欄によると、
正忠排骨飯
梁社漢排骨
の二つが人気が高いです。
(https://www.youtube.com/watch?v=9i6W0wj7W9E&t=40s
この動画では、5つのチェーン店の炸雞腿という弁当を量、値段、味の面から比較しています。
この方は、ほかにも様々な食レポ動画をたくさん出しています。台湾の美味しい食べ物を知れて、字幕もあって中国語の勉強にもなるので、勉強の息抜きに最適です!
一般的なお弁当の種類
(炸/滷)雞腿飯:鶏もも肉
雞排飯:フライドチキン
蔥油雞飯:鶏もも肉とネギをごま油で味付けした料理
(炸/滷)排骨飯:スペアリブ
香腸便當:ソーセージ
椒麻雞:タイ風チリソースの鶏もも肉
鱈魚排:タラフライ
(炸:揚げる、滷:煮込む)
付け合わせ
日本のスーパーやコンビニのお弁当にはポテトサラダや卵焼き、ほうれん草のおひたしなど全体的にカラフルになるように付け合わせが添えられますが、台湾のお弁当は全体的に茶色いです。
というのも、煮込んで味付けしたものが多く入っているからです。
駅弁を参考に、お弁当によく入っている付け合わせは以下の通りです。
滷蛋:煮卵
高麗菜:キャベツ
滷豆乾:煮込んだ硬めの豆腐(写真右上の四角いもの)
雪裏紅:セリホン、ザーサイと似た野菜(写真右中央の緑の野菜)
香腸:ソーセージ、日本のソーセジとは違い、赤くて大きめで、少し甘め(写真左上のキャベツの下に埋もれているもの)
写真は、私が実際に鉄道に乗って旅をした時に食べた駅弁です。
招牌とはいわゆる看板商品で、ここでは一種類のみを販売していました。
まとめ
毎日外食が当たり前な台湾人にとって、お弁当はボリューミーで栄養バランスが比較的揃っている重要な選択肢です。
台湾人にとっての日常食なので、台湾に来たら夜市や有名な観光グルメのほかに一度は試してみたい台湾料理といえます。
私も紹介したようなメジャーなものの中で食べたことがないお弁当があるので少しずつコンプリートしていきたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?